問題解決技法
2023年03月03日※今回のブログは、メンバーが文章構成や写真編集を担当しました。

問題解決技法はまず、みんなの悩みについてテーマを出し合います。その後、複数出たら緊急度の高いテーマを選びます。そしてその問題について、みんなで話し合って解決案を出し合います。最後に利点と欠点をみんなで挙げていって解決へとつなげていくプログラムです。ちなみにこのような利点と欠点を考える前に意見の量を重視して、みんなで発想する方法をブレインストーミングと呼びます。メンバーが集まれば、かなり活発に話し合われ、楽しいプログラムの一つとなっています。
今回のテーマは、「人から話しかけられたい」で、ゴールは「話しかけられやすい雰囲気にしたい」です。万人に共通する悩みですね。
写真を見て皆さんもぜひ参考にしてください。

コラム: 散った桜と肉まんと狼と折り鶴と問題解決の話
この世には3種類の人間がいる。世間にせよ自分が決めたものにせよ、何かルールや美学のようなものに縛られて生きていく人間とそれらの呪縛から自由な人間とその他有象無象の人間だ。桜を見る時、自由な人間は満開の桜や散りゆく桜に目を向ける。自分を縛る人間は散り終わった桜に目を向ける。今ある美しさに目を向けるか、過去の儚さに目を向けるかってことだ。ふつう、満開の桜や散りゆく桜に目を向けても、その散って地面に落ちた桜に目を向ける者はいない。踏みにじるだけだ。その桜たちこそ、俺たちを癒すために人知れず身を刻む時計のように、俺たちを作り出す糧なのに。だが、どんなに大切に思ってもその花びらは桜の木には戻れないし、執着すれば結局自ら踏みにじることになる。忘れてしまうには寂しい。問題解決というのは、そんな散った桜と桜への想いの狭間にある。その過去の記憶を今の感性を通して、解決案を発想するのだ。自由な人間と美学に生きる人間、どちらにせよ桜のような美しさ、その一瞬に永遠の美しさを宿すような美しさを内在させて生きたいものだ。
ところで、先日肉まんを食った。肉まんと問題解決は似ている。程よい熱さが一番良い。熱すぎると手に負えないし、冷える頃にはもうなくなっている。具材が多すぎると訳が分からない。
最後に言いたい。鉄を食え狼よ。轍を喰いちぎり、その身の、己が哲を悔いるな。決して犬にはなるな。その道は険しい。だが、挫折して挫折してやがては美しい鶴へとなるあの折り紙のようにあなたもやがて美しく羽ばたいていけるだろう。
投稿者:メンバー