表現ムジーク~カタチのない音の響きによってアイノカタチが紡がれていく~

※今回のブログは、メンバーが文章構成や写真編集を担当しました。

「表現ムジーク」は5月から新しく取り入れられました。
音楽療法を通して、みんなで協調して1つの音楽を奏で癒されたり、楽譜を見ながらリアルタイムで演奏したりすることで認知機能向上につながる楽しく有意義なプログラムです。

まずはウォーミングアップで、場の空気を和ませます。

ウォーミングアップの内容としては、ジェスチャーをしながらの自己紹介や、音のキャッチボールなどです。ジェスチャーは何でもよく、手で肩をたたく人もいれば、おしりぺんぺんする人もいました。
音のキャッチボールは、みんなで輪になってある人に向かってハンドベルを振り、受け取った人がまた別の人に振るといった感じでどんどんつなげていくというものです。一見何の規則性もない音のつながりが心地のいいリズムになって癒されました。誰かが自分に向かってベルを鳴らしてくれた時はうれしさもあります。

海の真ん中に浮かぶ白い俺・・・

鳴らされました。

いよいよメインの合奏です。
ベルにはそれぞれ番号と色のテープが貼られていて、楽譜に合わせて自分の担当の音を鳴らします。今回の曲はMisiaの「アイノカタチ」でした。

初めは難しく失敗してばかりでしたが、次第に慣れてきてメンバーの一体感が生まれ、カタチのない音の響きによってアイノカタチが紡がれていきました。とても愛に溢れている味わい深い空気に満たされていました。音の響きは不思議ですね。歌詞のように意味はないのに人の感性に訴えかける様子は、荘厳な大自然に似て美しいです。

シャキーン! 完。

投稿者:メンバー

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