こころの病について

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サイコーシス(こころの病)って?

サイコーシス(こころの病)って?
最近うつ病を中心としたこころの病が話題になることが多く、TVやインターネットでも数多くの情報が流れています。しかし、実際のところはどんなものなのでしょうか?まずは一般的なお話から始めることにしましょう。ここでは、こころの病全体を説明するときには、英語のpsychosisをそのままカタカナ表記したサイコーシス、という言葉で説明していきます。

こころが病気になる、と言うと、何だか縁遠くて特別な感じがしませんか?風邪をひくなど身体が病気になることを疑う人はいませんが、こころが病気になることはまだ広くは受け入れられていないように思われます。いまだにこころの病を「根性で治るもの」と誤解されている方が世の中にはまだまだ多いようです。

サイコーシスにはどんな人がかかりやすいのでしょうか?

では、サイコーシスにはどんな人がかかりやすいのでしょうか?病気の始まりやすい年齢は思春期~30歳頃が一つのピークと言われています。
男性と女性ではかかりやすさはあまり差がないといわれてはいますが、サイコーシスの1つであるうつ病では女性が男性の2倍かかりやすいといわれています。

病気のかかりやすさで人種や地方での違いはほとんどありません。しかし、この場合もうつ病においては、北方ではややかかりやすい傾向があると言われております。

サイコーシスの詳しい原因はまだ研究の途中で分からないことも多いのですが、脳の病気であることは間違いないようです。そして、ドーパミンやセロトニンと呼ばれるホルモンの働きに関連した脳の機能面における変化がこころの病の原因になるのではないか?と現在では考えられています。この原因につきましては、別の項でもう少し詳しく説明します。

今までこころの病と言うと、治らないようなイメージがあったように思います。しかし、サイコーシスには治療法があり、回復可能な病気なのです。
身体の病気でも病状が進行する前にできるだけ早期の治療が必要であるように、サイコーシスでも治療が行われるのはできるだけ早期がよいと言われています。このタイミングは臨界期と言われています。

サイコーシスはどのような症状で始まるのでしょうか?

サイコーシスはどのような症状で始まるのでしょうか?
さて、ではサイコーシスはどのような症状で始まるのでしょうか?こころの病にかかった時に起こりやすい変化を次の項で詳しく紹介します。症状は不眠やイライラといった病気でない時にも出現するような身近な体験から、幻覚や妄想など様々です。

これらに対する治療はいわゆるカウンセリングから、投薬、そしてリハビリテーションにいたるまで多岐にわたっています。治療の内容は、みなさんそれぞれに対して異なります。我々イル ボスコではみなさん1人1人にあった治療プログラムを提供できるよう、日々精進しております。

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