こころの病について

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変化とストレス

「家族」に対するストレスや「自分自身」に対するストレスに対処するために、思春期には「学校や仲間」との関係に急速に関心が向いていきます。そこで得られる成功体験や心理的な支えによって、家族や自分自身に対するストレスに対処しようとします。しかし、「学校や仲間」は大きな支えとなると同時に、その世界で適応しながら過ごしていく事自体が大きなストレスとなってきます。このように思春期は様々に起こる変化から来るストレスに対して、微妙なバランスを保とうとしている時期だと捉えることができます。

思春期とサイコーシス

からだの成長とこころの成長は同時に起こるものではありませんし、速度も人それぞれですが、気持ちの不安定さや思考のアンバランスさはよく起こることです。「こんなことを考えるなんて、自分は少し病的なのかもしれない」と感じる人は多くないかもしれません。もしかしたら「学校に行けないのはサイコーシスに違いない」と思っている人もいるかもしれませんね。何かイライラしたり、不安な感じがあったり、だるいけど原因がわからないのはとても辛いものです。

1.自分チェックシート

下の「自分チェックシート」は、'ちょっとこころのバランスが崩れているかもしれない'と思う時に使うためのシートです。「こころの病気かそうでないか」を判定するためのものではなく、自分の中で何が起きているか少し客観的に観察し、それを他の人に伝えるために使ってみて下さい。まずは自分でチェックしてみましょう。
’自分’チェックシート
何となく、今のご自分の状態が少しハッキリしてきましたか?もしこのチェックシートで、とても気になる項目や、ある時から急に始まった項目がある方はもう少し詳しく判断するために次のシートに進んでみて下さい。

2.こころのリスクチェックシート

このシートでは、サイコーシスの可能性を調べることができます。この1年の状態を思い出して記入してみて下さい。このシートでサイコーシスであるかどうかを厳密に判定することは大変難しいですが、当てはまるものがあれば専門機関で相談してみてください。
'ちょっとこころのバランスが崩れいているかもしれない'と思う時、その原因を厳密に判定することはとても難しい部分もありますが、大切なのは「一人で思い悩まずに、身の回りの人や専門家にまず相談すること」です。もしかしたら薬や通院が有効な場合もありますし、逆に思春期には皆が経験することであるかもしれません。友達や、学校の先生、親、病院などまずは他の人の意見を聞いてみると良いでしょう。'三人寄れば文殊の知恵'何か手がかりが見えてくるかもしれません。

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東邦大学医療センター
大森病院 メンタルへルスセンター イル ボスコ

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