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腎センター12外来診療プログラム

外来医療の機能分化・連携の推進

厚生労働省は良質で効率的かつ持続可能な医療制度を構築するため、医療機関の機能分化を推進しています。

東邦大学医療センター大森病院は急性期疾患の管理や高度な医療と専門性の高い医療を提供し、地域医療を支援する特定機能病院として位置づけられ、「かかりつけ医」としての機能は十分ではありません。

地域の診療所・クリニックは全人的かつ継続的な医療を提供する医療機関で、「かかりつけ医」としての機能をもち、生活習慣病や慢性疾患に対する日常の治療・健康管理を行います。

「かかりつけ医」とは、皆様の普段の健康管理をしてくれる身近な医師で、診察のほか健康相談や指導を含めて、様々な問題について気軽に相談することのできる医師のことです。お近くの診療所の中から、ご自分に合う医師を選んで、「かかりつけ医」としていただくことをお勧めいたします。

このように役割分担が推進され、患者さんを「地域で診る」ことで患者さんの診療待ち時間や入院期間の短縮、急性期医療を必要とする患者さんの受け入れ体制の向上、医療資源の節約につながるといわれています。

私たちは、皆さまにわかりやすく当センターの外来機能を提供するために、外来医療を「プログラム化」いたしました。皆さまの治療と健康管理が地域で完結できる医療を目指します。

あなたを支える12の診療プログラム

慢性腎臓病 (CKD) のステージと7つの診療プログラム

検尿は腎臓病かどうかの手がかりを得るための、最も簡単な検査です。本プログラムでは尿検査異常の原因を明らかにします。治療を必要としない尿検査異常であれば、地域連携医で経過観察をしていただけます。
腎臓病を寛解あるいは進行を抑止するためにステロイド薬や免疫抑制薬あるいはその他の治療を行います。多発性のう胞腎は両方の腎臓にのう胞ができて大きくなっていく遺伝性の疾患です。病状が安定した場合は、地域連携医で継続診療可能です。
腎臓の働きが低下した場合、残された腎臓を大切に使いながら生活していく必要があります。そのためには腎保護療法が必要です。単回の指導メニューに沿って腎保護療法のポイントを説明いたします。
慢性腎臓病の重症化予防には、厳格な食事管理が不可欠です。この食事療法は患者さまご自身が行う治療法です。食事療法を実践するために、腎臓専門医と管理栄養士による継続的な指導を行います。
腎代替療法とは血液透析、腹膜透析、腎移植をさします。本プログラムは皆さまにご自身の治療選択をしていただくために、その選択に関するインフォームドコンセント(説明と同意)を行います。
進行した腎不全では体の恒常性が維持できず、尿毒症、浮腫、難治性高血圧、電解質異常、貧血、ミネラル骨代謝異常などの症状が現れてきます本プログラムでは残された腎機能で尿毒症を是正しながら、なだらかで安全な腎代替療法の移行を目指します。
透析療法には「血液透析」と「腹膜透析」の2種類があります。どちらも透析を行うための「経路(アクセス)」が必要で、その経路を作製するためには手術が必要です。どちらのアクセスも日々の透析で使用するためトラブルが生じることがあり、モニタリングが必要です。

腎センター【診療情報提供書】

お問い合せ連絡先

『パートナー』 【医療機関専用】
電話 03-3762-6616
FAX 03-3762-4280
E-mail E-mail renkei.omori[アットマーク@]med.toho-u.ac.jp
【時間外・休日】
電話 03-3762-4151(代表)

ご予約受付時間

月~金曜日 8時30分~17時まで
土曜日 8時30分~14時まで
休診日 (第3土曜・日曜・祝日・年末年始・創立記念日(6/10)を除く)

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 腎センター


〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

【休診日】
第3土曜日、日曜日、祝日
年末年始(12月29日から1月3日)
創立記念日(6月10日)