糸球体を保護する治療「腎保護療法」
腎機能のよいうちに治療を開始しましょう。
慢性糸球体腎炎 + 腎硬化症 + 糖尿病発症3年目 + 高脂血症
このかたのクレアチニンが1.80 (mg/dL)でGFRが35.6 (mL/分/1.73m2) です。
慢性糸球体腎炎 + 腎硬化症 + 糖尿病発症3年目 + 高脂血症
このかたのクレアチニンが1.80 (mg/dL)でGFRが35.6 (mL/分/1.73m2) です。

この写真は「腎生検」といわれる腎臓の組織検査の病理像です。
「糸球体 (しきゅうたい) 」と呼ばれる血液から尿をろ過するためのフィルターが見られます。ひとつの糸球体はすっかり小さくなり、つぶれています(*1)。こうなってはいくらお薬を投与しても元に戻りません。一方、もうひとつの糸球体は一部に変化が見られますが、構造は保たれ、まだはたらいています(*2)。
こういった糸球体を大事に使いましょうという治療が「腎保護療法」です。
「糸球体 (しきゅうたい) 」と呼ばれる血液から尿をろ過するためのフィルターが見られます。ひとつの糸球体はすっかり小さくなり、つぶれています(*1)。こうなってはいくらお薬を投与しても元に戻りません。一方、もうひとつの糸球体は一部に変化が見られますが、構造は保たれ、まだはたらいています(*2)。
こういった糸球体を大事に使いましょうという治療が「腎保護療法」です。