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半月体形成性壊死性糸球体腎炎

腎臓の糸球体と呼ばれるろ過装置は毛細血管が糸玉のようになっています。この糸球体はボーマン嚢という袋に覆われています。毛細血管の一部が破綻 (壊死) し、血管内の炎症がボーマン嚢まで及ぶとボーマン嚢の細胞が刺激されて糸球体とボーマン嚢の隙間に半月型や三日月型に増殖します。これを半月体形成性壊死性糸球体腎炎といいます。

腎炎の活動性が高いことを意味し、多くは血管炎にみられます。腎機能はたんぱく尿、血尿を伴い、数か月で悪化し、末期腎不全に至る可能性があります。ステロイド薬や免疫抑制薬、時に血漿交換療法などによる治療が必要です。

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大森病院 腎センター


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