反復または持続性血尿

反復または持続性血尿とは偶然検尿にて指摘されたり,突然赤みががった尿が排泄されるなど反復あるいは持続性の血尿がみられ、たんぱく尿はあってもごくわずかか陰性で、高血圧や浮腫などの所見のないものをいいます。その原因によって泌尿器科が担当する尿路疾患と腎臓内科が担当する糸球体性の血尿に大別されます。「糸球体性血尿」とは腎臓の「糸球体」とよばれるろ過フィルターが傷んで、血液中の赤血球が尿に混ざるものをいいます。糸球体性血尿は尿中赤血球が変形していることが多く、傷んだ腎臓の構造物を伴っていることがあります。原因としてIgA腎症などの可能性があります。

IgA腎症

どのような治療がありますか?

反復または持続性血尿の原因により治療法が異なります。体質的なことから尿路疾患・腎不全の原因になるような病気まで原因に幅があります。近くの医院で専門医を紹介された場合、先生の指示に従って下さい。

どのような経過を辿りますか?

反復または持続性血尿の原因が糸球体性血尿である場合、たんぱく尿を伴わない限り、一般的には良好な経過を辿ります。しかし、数年から数十年の経過の中で、たんぱく尿を伴うことがあります。そのタイミングでは自覚症状がなく、放置される可能性があります。たんぱく尿が合併する場合、腎不全に至る場合がありますので、自覚症状がなくとも定期的な尿検査が必要です。

どのプログラムに沿って診療を受けたらいいですか?