膜性腎症

中高年に多く、ネフローゼ症候群を来すことが多い疾患です。ネフローゼ症候群を呈しても、たんぱく尿の増加が急速ではなく、比較的おだやかです。しかし、治療が奏功しない場合も多く、徐々に腎機能が低下し、末期腎不全に至る場合もあります。顕微鏡で観察すると、腎臓の“糸球体”と呼ばれるろ過するフィルターの膜(基底膜)の内部や外側の部分に沈着物が付着しています。フィルターの構造が傷んでしまうので、血液中のたんぱく質が尿に失われてしまいます。
膜性腎症は膠原病や悪性腫瘍に続発する場合は抗リウマチ薬などによる薬剤性の場合もあり、まずは、これらの疾患を十分検索する必要があります。

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