加齢と腎臓

加齢なる腎臓病

「腎硬化症」は高血圧を基盤とする動脈硬化で腎臓の加齢現象として理解されています。近年高齢化が進む中、透析導入原因疾患の中で年々増加してきています。高齢者の腎臓病は医学的にも社会的にも、その治療、管理を難しくさせます。「もう年なんだから、食事制限も...。」と思ったり、せっかく食事制限をしていたのに、脱水や心不全あるいは感染症の合併ですぐに腎臓の働きが低下したり、動脈硬化が腎臓以外にも同様に存在し、脳卒中や心筋梗塞を招きやすいというような問題が生じます。しかしその天寿をまっとうする日よりも前に腎臓の働きが末期まで低下すると、残りの人生は透析療法を受けながらの人生になってしまいます。できるだけ腎臓を長持ちさせる努力は必要だと思います。
加齢なる腎臓病