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【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 腎センター

〒143-8541
東京都大田区
大森西6-11-1
電話:03-3762-4151(代表)

【休診日】
第3土曜日、日曜日、祝日
年末年始(12月29日から1月3日)
創立記念日(6月10日)

腎臓病の食事の基本

腎臓病の食事とは腎臓をいたわる食事のことです。3つの柱があります。

たんぱく質の制限

たんぱく質は老廃物として腎臓から排泄されます。たんぱく質をとり過ぎるとこの老廃物が腎臓に負担をかけ、さらに腎機能を悪くします。たんぱく質を控え、腎臓の負担を軽くする必要があります。

エネルギーの確保

たんぱく質を減らした分、エネルギーを十分にとる必要があります。エネルギーが不足すると、せっかく減らしたたんぱく質が体の中で燃えてしまい老廃物がかえって増えます。

食塩の制限

必要以上にとった食塩は尿へ排泄されます。減塩すると血圧が下がったり排泄の余分な仕事が減り腎臓はおお助かりです。

たんぱく質について

たんぱく質の多い食品

  • 肉・加工品(牛・豚・レバー・ハム・ソーセージ・ベーコン)
  • 魚介類(魚・しらす干し・かつお節・数の子・すじこ・イカ・たこ・えび・かに・貝)
  • 練り製品(はんぺん・ちくわ・かまぼこさつま揚げ・魚肉ソーセージ)
  • 卵・大豆・大豆製品(豆腐・納豆・油揚げ・厚揚げ・がんもどき・豆乳・味噌・高野豆腐・きな粉)
  • 豆(小豆・うずら豆・うぐいす豆・いんげん豆・ぶどう豆)
  • 牛乳・乳製品(チーズ・ヨーグルト・アイスクリーム)

ポイント

主菜の魚や肉、卵料理などを少なくしたり、加工食品を減らすと食事のたんぱく質を減らすことが出来ます。
(主食・いも類・野菜は決められた量は食べてください。)

エネルギーのとり方について

油脂類の使用

てんぷら、かき揚、フライドポテト、炒め物をする。

でんぷん製品の使用

春雨、くずきり、くず粉

甘味の利用

ジュース、ゼリー、はちみつ湯、ジャム、フルーツ缶詰

治療用特殊食品の利用

治療用特殊食品を、1~2種類使用する。

ポイント

たんぱく質を含まない食品でエネルギーをとっていきます。
腎臓病のための治療用特殊食品は低たんぱく質でエネルギーがとれる食品です。主食になる食品やお菓子類など様々なものがあります。

食塩について

減塩のための工夫

  • 漬物は控えめに
  • 汁物の量は少なく
  • かけしょうゆより、付けしょうゆ
  • 新鮮な材料を使う
  • 香辛料を上手に使う
  • 加工食品を減らす
  • 焼き味、こげ味をつける
  • 表面に味をつける
  • うまみを利用する
  • できたてを食べる
  • 献立にめりはりをつける
  • 煮汁にとろみをつけて、塩分の無駄をなくす

ポイント

緩徐な減塩を行いましょう。味覚を慣らしていくため、脱水防止や低ナトリウム血症防止のため、極端な減塩はよくありません。
注:腎機能によって必要となる栄養量は違いますので、担当医にご確認の上、参考になさってください。