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レジデントの声

加藤 侑里 先生(眼科入局1年目)

2018年3月 川崎医科大学を卒業
2018年4月 東邦大学医療センター大森病院で2年間の初期臨床研修
2020年4月 東邦大学医療センター大森病院の眼科に入局

眼科を選んだ理由

初期臨床研修では、内科、外科など様々な診療科をローテートしました。魅力的な診療科が多く、将来の進路を迷っていた時期もありました。しかし、眼科をローテートした際に、眼球という小さな臓器がいかに大きな役割を果たしているかを感じ、またその学問的な奥深さにも触れる中で、眼科に惹かれるようになりました。また、専門性が高く内科的な知識も要求される点や何より治療後の患者さんの満足度が非常に高い点も魅力的に感じました。

後期研修先として当院を選んだ決め手

当院の眼科では、研修医1年目で2ヶ月、2年目で2ヶ月の計4ヶ月ローテートしました。研修医1年目の時点では、右も左もわからず、眼科知識も不十分な状態でしたが、上級医の先生による熱心な指導や外来・手術の見学を通して、眼科の魅力を直で感じることができました。研修医2年目にローテートした際には、手術のアシストに入らせて頂いたり、患者さんへのインフォームドコンセントにも同席させて頂いたりと、1年目の時とはまた違い、実践的な実習を行うことができました。楽しく眼科の知識や手術のことも学べ、上級医の先生方へ質問をしやすい環境が私にとっては居心地がよく、「この科で働きたい」と思うようになり、当院の眼科を選びました。

入局した後

入局して1年間は大学病院にて過ごしました。最初の3ヶ月ないし4ヶ月は、見習い期間として、上級医の指導のもと、外来や手術のアシストなどを学ばせて頂きました。また、それと並行して、上級医の先生方による講義もあり、眼科の知識を一から学び直すことができました。加えて、視機能訓練士の方々には、視力検査の測定の仕方や眼底カメラ、眼底三次元画像解析検査の使い方などを教えて頂き、とても勉強になりました。検査の仕方を学ぶことで、外来診療において何の検査をオーダーするべきか、高齢者や認知症、検査が難しい患者さんでどの検査であれば患者さんへの負担が少なく行えるかなどを考えながら、診療することができるようになりました。見習い期間を終えてからは、外来診療、硝子体内注射を始めとした内眼手術や外眼手術、レーザー治療などを行い、病棟では主治医として患者さんを担当するようになりました。毎日病棟診察を行うことで、日々の診療のスキルアップと共に患者さんの症状の改善を実感することができました。
最初は、「自分に外来診療などできるのか」「処置で失敗してしまったらどうしよう」など診療や病棟診察において不安なことは沢山ありましたが、どんな時でも味方になってくれた上級医の先生方のおかげで、少しずつ自分の診療に自信が持てるようになり、確実に知識や技術が身に付いてきたように感じています。
当直に関しては、いきなり一人で任されることはなく、始めのうちは上級医の先生と共に当直をすることになるので、安心して臨むことができました。見習い期間後は一人での当直が始まりますが、オンコールの先生のバックアップ体制があり、わからないことがあれば気軽に相談をしやすい環境となっています。
当院では、角膜カンファレンスや蛍光眼底造影カンファレンス、病棟カンファレンス、月1回行われる医局勉強会があり、常に眼科の新しい情報や自分の勉強だけでは足りない部分を補うことができます。また、研究にも力を入れており、あらゆる面で自分を成長させてもらえる医局です。
医局には子育て中のママさん女医も多く、色んな働き方を選択でき、女性でも長く働きやすい環境だと思います。まだ入局して1年しか経っていませんが、毎日が新鮮で楽しく、「この病院を選んでよかったな」と日々思います。

これから入局や眼科を考えている方も迷っている方も!

眼科は、患者さんが一番症状を自覚しやすく、治療の効果も得られやすい診療科です。
学生時代は試験の範囲も少なく、眼科に触れることがあまりないため、難しい印象が強いとと感じている人は多いのではないでしょうか。私も同じでした。しかし、研修を通して学生の時に抱いていた苦手意識はなくなりました。また、他大出身を気にされている方もいらっしゃると思いますが、私自身他大出身ですし、東邦大森はどんな人に対しても開かれた医局であり、何の偏見もなく入局が出来ます。また、特に当院では、角膜・網膜硝子体・緑内障・ぶどう膜炎・近視・斜視弱視を専門とした外来以外にも、マイボーム腺やロービジョン外来といったより専門性の高い外来があり、幅広い臨床経験を積むことができます。これから入局先を悩んでいる方も、是非当院の眼科を見学してみてはいかがでしょうか?
皆さんと楽しく働けることを楽しみにしております!

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 眼科

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)