東洋医学科 医局News

医局の日常と自然の移ろい⑥

2018年が、新しくスタートしました。
今年も宜しくお願い申し上げます。

二十四節気の大寒日(1月20日)を過ぎました。今から立春までの期間は、寒さが一段と厳しくなり、1年中で最も寒い時季とされています。
医局の日常と自然の移ろい⑥
1月22日は、都内でも4年ぶりの大雪でした。
大森病院付近でも雪が積もりました。雪国さながらの大寒にふさわしい風景となりました。

厳しい寒さの中、インフルエンザや風邪が流行しています。
このような時期に活躍する生薬は、モンゴルの沙漠地帯に生える麻黄、中国南部からベトナムにかけて生息する桂枝(シナモンとして利用される植物の類縁です。)などです。
医局の日常と自然の移ろい⑥
漢方処方を理解するためには生薬の個々の深い理解が必要です。
それらを常に手元において、味わったり、香りを確かめたりする。
そういう意味ではソムリエのような専門性も必要です。

医局の生薬標本は、以前より種類を増やし、より手に取りやすくしました。
活字による学びだけでなく、生薬そのものに触れることができます。

文字にしきれない情報を、五感を通しても取り入れること、これは東洋医学では必要な素養でもあります。

それらを、文字ではとらえきれない人間を観る医学というものにも通じさせていきたいと思っています。
医局の日常と移ろい⑥

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