東洋医学科 医局News

第三回漢方サロン 2019年8月31日開催

昨年の12月1日に患者さん向けの漢方サロンを開催してから今回で三回目を迎えることが出来ました。お忙しい中お越し頂き有難う御座いました。

今回のテーマは「残暑と秋に向けての養生」についてでした。セルフケアについて先生から講義があり、その後の質問タイムでは皆さんと穏やかでゆったりと楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

東洋医学では季節によって身体と精神の状態は変わると捉えています。秋は春、夏の成果を収穫する<収斂>の季節です。春、夏に我慢したり心身を十分に温められなかった場合、秋に愁いが強くなり、もの悲しい感情が強くなります。その結果東洋医学で秋の臓器と言われる<肺>を痛めやすくなります。予防するためのセルフケアをご紹介します。
  • 秋は早寝早起きをしましょう
  • 衣服はお好みで、きつ目、ゆったり目どちらでもOK
  • 物事を受入れ平和で落ち着いた気持ちで穏やかに過ごしましょう
  • 食事は春、夏よりはしっかり食べ冬の冷えに強くなるよう体を作りましょう(秋の旬の果物、種子など特におすすめです)
  • 深くゆっくりと呼吸してください
また東洋医学では「皮膚は露出した肺」と言われ、毛穴、特に首の後ろから邪気が入って風邪をひくと言われています。皮膚と毛穴を鍛えると毛穴がしっかりと閉じて肺が強くなるので<乾布摩擦>はおすすめです。肌の弱い方は素手でマッサージするだけでも良いと言われています。是非試してみてください。

次回の漢方サロンは冬頃開催予定です。詳細はこちらのHPでも告知させていただきます。是非ご参加ください。お待ちしています。

第三回漢方サロンのハーブティーご紹介

サロンのお供にハーブティ
《ハイビスカス&ローズヒップ&レモングラス》
  • ハイビスカス&ローズヒップ;体力回復の最強コンビです
  • レモングラス;健胃作用、抗菌作用があります
 「メディカルハーブのすすめ」監修;enherb イカロス出版(2017)

第三回 漢方サロン アンケート

1.第三回サロンで印象に残ったことはございますか?

  • 乾布摩擦のメカニズム
  • 天地離合にもとづいて、秋の心身の状態がわかりました。
  • あらためて肺の大切さを感じました。夏を何とか乗り切れそうですが、これからは秋の体に切り換えていこうと思います。ありがとうございました。
  • 【肺】を孫悟空や大臣などに擬人化して説明されててわかりやすくておもしろかった。
  • 二回目の参加ですが、春、秋の季節のことをこれから感じながら身体を気をつけたいと思いました。
  • 肺のいたわり方や養生の仕方が良くわかりました。あまり無理をしすぎないで生活しようと思いました。西遊記の話もおもしろかったです。

2.今後とりあげてほしいテーマ、質問などございましたらご自由にご記入ください。

  • 経絡について少しふれてほしいです。
  • いつも季節ごとに取り入れると良い食材を教えていただけますが、レシピも教えて頂けると嬉しいです。
  • 更年期について/肩こりなど体のこりについて

3.当院を良くするための建設的なご意見ございましたらご記入をお願いいたします。

  • 季節の病気が流行する前に、防止としてポスターとかで待合室に気をつけた方が良い事を案内する。(効率的な手あらい、うがい等)
  • たくさんセミナー等が開かれていて毎回興味のあるテーマで楽しみにしています。今後もお願いしたいです。
  • もっと東邦大学医療センター大森病院の東洋医学科を宣伝すると良いのでは?と思います。
  • 小学校などのPTA講演会などに出向いて宣伝をすると良いと思います。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 東洋医学科

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)