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東洋医学(漢方・鍼灸)学び方

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東洋医学の強みとは?

初めに東洋医学の強みは、臨床検査や画像診断のない時代に、人体における精神、身体における生理、病理を体系的にまとめていることです。さらに、その病態に合わせて、東洋医学的な薬理作用の組み合わせから複数の生薬を組み合わせています。それは現代においても(ストレス社会で精神疾患には当時ほど効かなくなったかもしれませんが、細菌に対する耐性もなく)有効です。
このように体系だった理論が東洋医学の強みです。現代科学的には理解しにくい概念を用いてはいるものの、内容を科学的研究によって再評価する価値があると考えます。
ただ、科学的研究の中で、理論にまでさかのぼって再評価する研究はほとんどなく、ある薬物からクロマトグラフィーで抽出した成分の解析とその薬効に留まってしまう。その研究もまだまだ少なく、断片的な研究しかなされていないのが弱点です。理論まで遡って、東洋医学の価値を上げる研究が少ないのです。
東洋医学を病名処方に落として使いやすくするのは実用的にはよいのですが、伝統薬物に対する理論は反映されておらず、わざわざ生薬をつかうという利点を生かすことが出来ません。それならば、有効成分を抽出すればいいのです。
生薬の複合的な作用、そして生薬同志の組み合わせが生きてくるのは、それを用いる医学体系がもつ人体における精神、身体における生理、病理、薬理という理論と合わさって、初めて深みを持つと考えています。
これは現代の医学と全く同じで、基礎医学のない医学では、病態生理が理解出来ず、臨床医学においてもマニュアルをつくる上での根拠が必要なのと同じです。

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