学術活動
臨床医学としての病理学との立場から、日常の病理診断検体を対象とした人体病理学研究、臨床各科と共同の臨床病理学研究、これらを補完する疾患モデル動物研究を3つの柱として研究を行っています。医療の現場から新たな研究が生まれ、その成果が医療に還元されることが理想と考えています。現在、真菌症と癌を中心に以下のテーマの研究を行っています。
研究について
A. 深在性真菌症に関する研究
- 深在性真菌症の病態と防御機構の解析
- 深在性真菌症の分子病理学的診断法の確立
- 深在性真菌症の分子疫学調査
- 真菌誘発実験的肺高血圧モデルによる病態解析
B. 腫瘍病理学に関する研究
- 早期食道癌における血管形態解析
- 食道癌発生に関与するエピジェネティック変化の解析
- 胃癌におけるHER2関連分子発現
- 腫瘍塞栓性肺微小血管障害における血行動態解析
- 神経内分泌腫瘍の多施設共同研究
C. 稀少人体例に関する病理学的解析
教育・研究業績データベース