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大田区・東邦大学共催の「令和4年度大田区官学連携人材育成講座」において講演しました。

大田区・東邦大学共催の「令和4年度大田区官学連携人材育成講座」において講演しました。

 2022年7月19日に、大田区と東邦大学の共催で実施された、大田区職員に向けた「令和4年度大田区官学連携人材育成講座:ウクライナの方がたへのこころのケア」において、当講座教授の根本隆洋先生が「国際移住者へのケアとサポート」、医員の福井英理子先生が「国際移民とメンタルヘルス—支援者の立場から」と題して講演しました。

 大田区は東邦大学と連携し、ウクライナからの避難に対する健康面でのサポートについて、母国での日常を喪失し不安を抱えている避難者のメンタルケアに重点を置き、東邦大の医師による相談・診療体制を整えました。

 メンタル・ケアが必要かどうかを判断するため、健康状態を確認する避難民向けの簡易チェックシートを当講座も加わり監修して作成しました。

 そしてこのたび、相談者への適切な対応方法などを学んでもらうことを目的として、避難民を支援する区職員向けの講演研修が実施されました。

 東邦大学医学部精神神経医学講座は地域に根差したメンタルヘルスケア・システムの構築に向けて研究・実践を続けており、地元の大田区にも様々な形で貢献していきたいと考えています。