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東邦大学「大森祭」で医学部公開講座を行いました。

東邦大学「大森祭」で医学部公開講座を行いました。

 1014日から15日にかけて、東邦大学医学部・看護学部による学園祭である「大森祭」が開催されました。
 14日に、本講座の根本隆洋教授が「コロナ禍における若者のメンタルヘルスとその支援」と題して公開講座講演を行いました。
 昨年から大森祭は現地開催となりましたが、今年はコロナ禍前のような来場者数があり、公開講座にも多くの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

講演抄録:
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的⼤流⾏(コロナ禍)に⾒舞われて、3年以上が経つ。当初は誰も想像し得なかった、様々な変化が社会にもたらされた。⼦ども・若者や⼥性といった、社会的不利益を被りやすい⼈たちのメンタルヘルス問題が注⽬され、喫緊の課題とされている。
 私たちは、MEICISMental health and Early Intervention in the Community-based Integrated care System, メイシス)と名付けた厚⽣労働科学研究を⾏い、全国5か所のモデル地域を設定し地域実践と研究を⾏ってきた。東京都⾜⽴区および埼⽟県川⼝市において始めた、若者に向けたワンストップ型相談サービス「SODA」(Support with One-stop care on Demand for Adolescents and young adults)は、各種メディアにも取り上げられ⼤きな反響を呼んだ。そして、近年注⽬を集める実装科学(implementation science)の⼿法を⽤いてサービスの普及に取り組んでいる。
 講演では、若者のメンタルヘルスの現況や、それに向けた国内外の取り組みをわかりやすくお話ししたい。

<ポスター>