Prof. Janice Tsohを日本学術振興会招へい研究者として当講座にお迎えしました。
「令和5年度 独立行政法人日本学術振興会(JSPS) 外国人研究者招へい事業 外国人招へい研究者(長期)」において、本講座 根本隆洋教授を受入研究者として、米国のカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)医学部精神医学・行動科学講座教授であるJanice Tsoh博士を、令和5年7月1日から令和6年4月30日まで精神神経医学講座に招へい致します。
精神神経医学講座が厚生労働科学研究事業「MEICISプロジェクト」で行ってきた、地域に根ざしたメンタルヘルス促進サービスの発展に向けた事業において協働していきます。MEICISでは、在留外国人のメンタルヘルスや保健・医療へのアクセスに関する研究を行ってきました。Tsoh教授との協働によって、高度で意義深い分析や検討が可能になります。
Tsoh教授は健康格差に関する研究者であり、アジア系アメリカ人のメンタルヘルスに関する、地域に根差した研究を続けてきました。Tsoh教授は臨床心理士であり、英語に加え中国語も堪能で、米国に住む中国人やその他のアジア系移民の臨床にも従事してきました。Tsoh教授と精神神経医学講座は、在留外国人のメンタルヘルスを促進するという研究テーマを共有しています。
日本学術振興会に共同申請を行いJSPS特別研究員(長期)を受賞し、東邦大学で研究活動を行います。多くの業績を有し、UCSF医学部の教授を務め、米国および国際的にも高名なTsoh教授の招へいは、精神神経医学講座のみならず、東邦大学のグローバル化の促進をはじめ、多方面への貢献が期待されます。
<Tsoh教授と>
