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「日本経済新聞6月10日夕刊」で、水野雅文教授のコメントが紹介されました。

日本経済新聞2010年6月10日夕刊医療記事「らいふプラス」


うつ病患者の増加や働き盛りの自殺が問題になる中、精神保健医療制度改革に向けた動きが活発化してきた。
患者や家族、専門家などで作る「こころの健康政策構想会議」は、従来の入院重視から、地域でのケアに重点を置く制度改革を求める提言を長妻昭厚生労働省に先月提出。厚生労働省も提言を受けて検討を始めた。ただ、改革の実現には課題も多い。


■こころの健康政策構想会議の提言
〔精神資料改革の方針〕
1.他職種チームによる訪問支援
2.専門医療の普及
3.救急医療のエリアごとの整備


専門家の立場として構想会議の提言に対し、実現を疑問視する声のひとつとして水野教授がコメントしております。


東邦大学の水野雅文教授(精神神経医学)は、「地域医療推進は賛成だが、コストや担い手確保が難しいのでは」と指摘。
また訪問支援の推進自体について「度を越せば患者監視につながる」(大学病院教授)との意見もある。提言には権利擁護組織や監視機関の設立も盛られた。

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