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当科の紹介

スタッフは皆優しく、研修医の成長を楽しみにしています。半数以上が女性医師で、様々なライフイベントに柔軟に対応しています。診療では17の診療科が手術を行っており、バリエーションに富んだ最先端の手術麻酔を経験できます。東邦大学の卒業生以外の先生も多く、この点は全く問題ありません。

1.後期研修システム

当院では胎内手術、小児心臓手術から成人の各種手術、ペインクリニックまで1施設で幅広く経験できます。更に、東邦大学大橋病院、東邦大学佐倉病院、済生会横浜市東部病院と連携しており、様々な手術麻酔、集中治療、ペインクリニックを研修できます。

2.大学院

研究に興味がある先生は後期研修中に大学院へ進むことをお勧めします。若いうちに海外留学を経験し、新しい考え方や知識を吸収することで研究者としての基礎を築くことができます。

3.男女共同参画

医局内の男女共同参画グループがアイデアを提供し、より良いシステムを作っています。ライフイベントと麻酔科専門医としてのキャリアを両立させるにはどうすれば良いか。多くのメンターから話を聞くことができます。

<先輩医師の声>
学生の間は、男女の差異を感じることなく学業に打ち込んできました。私の場合は博士号審査の年に第一子を授かりました。妊娠8ヶ月で学位審査に臨み、問題なく通過したもののその後の生活は大きく変わり、女性としてライフイベントの影響を初めて実感しました。現在では3児の母であり、周囲の理解と支援に感謝しつつ、フルタイム勤務を維持しています。
子育て、結婚、介護、自分の病気など、ライフイベントと勤務の両立は誰でも大変な時期があります。東邦大学には准修練医制度という、期間限定の時短・非常勤システムがあります。当科でも多くの医師が利用し、勤務継続が可能であるという最大のメリットがある制度だと思います。このように当科ではライフイベントとキャリア継続の両立を図っています。
多様な働き方を容認する時代です。後輩に「自分がどんな人生を送りたいか」の意思決定を共有できる場を提供したいと思っています。

4.見学・お問合わせ先

東邦大学医療センター大森病院 麻酔科へのお問合せ
医局長 川瀬 宏和
E-mail: hrkzkws@gmail.com
電話:03-3762-4151(代表)