先輩医師の声

年数とともに魅力に変わる難しさ

長瀬 大輔(講師)

血液・腫瘍科は大変な病気を担当している診療科ですし、時には残念な結果に向き合わなければならないこともあります。血液の病気は目で見ても分からないものなので、特に難しいイメージを持っているかもしれません。私も若いころに難しさばかりを感じていましたが、年数を重ねると魅力や奥深さを見出せるようになる診療科です。

意見を尊重しながら、若手中心に動く

当科は中堅以上が半分、若手が半分という人員なので、若手中心に動いている医局です。みんなでワイワイと言ったら語弊があるかもしれませんが、それぞれの意見を尊重しながら治療や医局運営を進めていますので若い先生が委縮するような雰囲気はありません。診療だけでなくキャリアに対するサポートもしていくので、安心して入局してほしいです。

「山」を制覇するルートは増加中

病気を一つの山と例えると、治療法や検査法のアプローチはどこから山を登るかということになります。血液・腫瘍科の場合はさまざまな角度から山に入ることができますし、2000年以降は新薬の登場などでさらなるルートも増えてきました。それに伴い治癒率も改善されてきていて、助けられる患者さんが増えているのも魅力、やりがいになっています。

他の先輩医師の声を見る