先輩医師の声

松島 康二

治療効果を患者さんと共有できる喜び

松島 康二

人は当然のことながら、健康で質の高い生活を送ることを望みます。耳鼻咽喉科で主に治療する疾患は命に関わるものではありませんが、その疾患により生活の質が大きく低下してしまうことが少なくありません。我々耳鼻咽喉科医はそれぞれの疾患に対して、医師が行う内科的もしくは外科的なアプローチ、さらには言語聴覚士、理学療法士や専門的な知識をもった看護師と協働し治療にあたります。
元々耳鼻咽喉科は外科から派生した診療科であり、診療規模が大きな施設になるほど外科医としての要素が強くなります。耳鼻咽喉科が行う手術は機能改善を目指した形成術も多く、術者の技量によって術後の成績は大きく異なり、治療効果を患者さんと共有できる喜びがある反面、期待していた効果を得られなかった時の厳しさもあります。
大森病院の耳鼻咽喉科は、後期研修医の早い段階で様々な症例を指導医の管理のもと経験でき、知識や技術を習得できる土壌が整っており、東邦大学が掲げる『より良き臨床医の育成』の理念に沿って教育を行っています。

福生 瑛

若手が多く、基本から新しいことまで幅広く学べる医局

福生 瑛

耳鼻科の特徴としては、まず感覚器を扱う科であるということが挙げられます。また難聴やめまいなどの神経耳科を代表とする内科疾患から、頸部良性腫瘍や頭頸部癌などに対する外科加療まで幅広く対応していることも特徴です。
外科である以上ある程度の外科的技術の習得が求められておりますが、基本診療は外来診療であり、子供から大人まで対応しなければなりません。しかし、耳鼻科疾患に苦しむ患者様の多くはQOLが大きく低下しており、治療を行うことで改善できた時の患者様の喜びを目にすると、やりがいのある科であると日々感じております。
当科は若々しく活力のある医局です。2015年に和田教授を迎え医局員も増え手術件数も5年で280件から1000件に迫る勢いで増えております。
基本診療は先輩から学び、専門性については積極的に学外と交流を行うことで一般診療技術を納めやすく、新しいことにチャレンジできる医局と思います。
これから入局する皆様と、共に優れた臨床医を目指せればと思います。

細野 祥子

女性医師もライフスタイルに合わせて働ける医局

細野 祥子

耳鼻咽喉科が専門とする領域は耳、鼻、咽喉頭はもちろんのこと頭頚部腫瘍、めまい、嚥下など多岐にわたりますが、当科は各領域の症例数が多いため、偏りがなく多彩な経験を積むことができます。また、当科は若手医師が多く活躍しており教授も若いため、医局は和気あいあいとした雰囲気ですが、早い時期から専門領域を決め積極的に希望領域の診療が行えることも魅力のひとつです。
私は入局2年目に産休・育休を取得し、復帰後は嚥下診療を専門にやらせていただきながらも、一般診療、各領域の手術執刀も担当し多くの症例を経験しました。専門的な指導が受けられ、責任感を持って研修を行える環境だったため、子育てをしながらで不安だった専門医試験も無事に合格することができました。今後もさらに嚥下診療の発展と後輩への指導に力を入れたいと思っています。
最後に入局を考えている女性医師へむけてのメッセージですが、当科には色々なライフスタイルの女医が在籍しているのでぜひ一度見学にいらしてください。きっとロールモデルになる先生が見つかるはずです。

大平 真也

自身の将来像に向けて積極的に学習できる環境

大平 真也

耳鼻咽喉科は耳、鼻、のどの診療科と捉えられがちですが、臓器別の分類ではなく、脊椎を除く鎖骨から頭蓋底の全領域を診療範囲としております。そのため器質的疾患から心理的要素の強い疾患まで老若男女問わず様々な疾患を対応することができます。
専門性の高い要素もあるため、頭蓋底、眼窩、胸部、食道などのいわゆる境界領域の他診療科の先生方と協力して診療に当たれることも魅力のひとつと考えております。当教室では自身の将来像に向けて積極的に学習する機会を設けていただけることが特徴として挙げられます。私自身耳科手術のスペシャリストを目指しておりますが、高度な技術を学び、高レベルの医療を患者様に提供することを目標に日々切磋しております。
後期研修医の間は経験豊富な指導医の元、一般診療や手術、病棟管理等を学ぶことができます。入局を考えていただいている先生はぜひ一度見学にいらしていただけましたら幸いでございます。