先輩医師の声
臓器や疾患だけでなく、患者のステージもさまざま
西川 雄祐(助教:2014年入局)
臓器や疾患の多様さはよく言われますが、それだけでなく急性期、慢性期、終末期と患者さんのステージもさまざまです。一刻を争う患者さんから、外来に通う慢性期の患者さん、最期を看取るケースまで、いろいろな患者さんを診ることができるのは消化器内科の魅力だと感じていますし、当科に入局した決め手にもなりました。
希望を尊重してくれる専門領域選び
若いころは全般的に学べるので、消化器内科医になっていく実感がありました。私の学年は医局に同級生が7人もいて、専門領域を選ぶときは希望が重なる人もいました。しかし、「この班は何人まで」といった決まりがなくそれぞれの希望を尊重してもらえたので、各自が進みたかった道に進むことができました。
手技で体を動かしたい先生にはオススメの診療科
内科ですが手技の多い科なので検査室にいる時間が多く、手技をやらない日はありません。病棟で座ってずっとパソコンと向き合っているのが苦手という人には向いていると思います。内視鏡治療が必ずしも外科治療に勝るわけではありませんが、侵襲が少なく機能を残してあげられるという点では、やりがいのある仕事だと感じています。