診療科挨拶

一次治療から三次医療まで、幅広く扱う
どの領域でも高レベルに、人の一生を診る診療科

産婦人科【教授】中田 雅彦

各レベル、各分野で高度な医療を提供する

大森病院は約70万人の人口を擁する大田区で唯一の大学病院です。そのため一次医療、二次医療に加え、高度な三次医療まですべてのレベルの医療を行っている特徴があります。そういった環境の中で、私立大学で初めての総合周産期母子医療センターを持つ周産期領域、全国でもいち早く腹腔鏡による低侵襲手術に取り組み始めた婦人科腫瘍領域、全国でも一、二を争うほど早い時期にスタートしたリプロダクション領域と、産婦人科の各領域で極めて高度な医療を行っています。研修に当たっては、そういったものを経験できる環境で学べることは大きなアドバンテージだと考えています。

コモンディジーズも集まり、研修には理想的環境

先述の高度な医療に加え、当院ではウォークインの患者さんも受け入れているためコモンディジーズを扱う機会も多くあります。そういった治療からスタートして、徐々に高度な医療を経験していくというステップを踏むことができるでしょう。

また、首都圏にあることで患者さんの数も多いですし、地方に比べて情報も多く集まってきます。そういったことをあわせて考えても、当科は後期研修を行うには理想的な場所であると自負しています。吸収することが多く大変なのは事実ですが、それも楽しさのうちと考えられる志の高い医局員が集まっているのも自慢の一つです。