研究
当科の研究の特徴
当科での研究の特徴は、臨床研究を主体としているということです。
臨床系講座が行う研究には、基礎研究と臨床研究がありますが、教室員の多くが行っている研究は臨床研究です。
基礎研究については、学内・学外の研究組織との共同研究を行う必要があります。
臨床研究には、①診療から得られたデータを分析する研究、②診療に付随して新たなデータや試料を分析する研究、③新たな診療課題(診断法、治療法)を設定して行う研究、などが挙げられます。
また、単施設で行う研究もあれば、多施設共同で行う場合もあります。
いずれにしても、「日々の診療で抱いた疑問」を課題として、より良き医療・医学の発展に資するように研究を遂行しています。
- 双胎間輸血症候群の病態と発症機序の解明
- 多胎妊娠における脳性麻痺の病態解明
- 胎児心機能の評価と循環不全の診断法の開発
- 胎児中枢神経機能機能の画像解析
- 新たな胎児治療デバイスの開発
- 妊産婦における回収式自己血輸血の安全性の確立
- 卵巣明細胞癌の特性を解明する細胞生物学的研究
- 原発性腹膜癌の臨床的研究ならびに病因病態に関連する分子機構の探索
- 卵巣癌治療におけるBevacizumabの意義の検証
- 卵巣癌手術における腎動脈より高位傍大動脈リンパ節摘出術の開発
- 子宮体癌手術におけるLess invasive surgeryの開発
- MSI highのがんにおける病態解明
- 子宮内膜症における安全な腹腔鏡手術の研究
- 子宮筋腫における薬物療法の研究開発
- 内視鏡下手術における癒着防止剤の研究開発
- ロボット支援手術の臨床的研究
- 卵巣過剰刺激症候群における予防・治療法の研究
- 卵巣刺激方法における患者負担の少ない方法の研究
- 良好な精子を獲得するための診断・治療の研究