診療科挨拶

多くの若手が躍動する、新しい医局
全員が大学院で学び、研究にも力を入れる

膠原病科【教授】南木 敏宏

年間2500人の患者を診る若い医局

当科は設立からまだ17年目の比較的新しい診療科です。しかし、年間1000人程度の関節リウマチ患者や300人ほどの全身性エリテマトーデス患者を含む、2500人ほどの患者を診察する、都内でもそれなりの規模を誇る膠原病科です。
医局の規模はこじんまりとしていますが、教授である私を除けば最年長は40歳くらいで、若い先生がアクティブに活躍しています。また、「リウマチ膠原病センター」を設置していて、手術などの外科的治療が必要な場合は、整形外科の先生とスムーズに連携を取りながら治療に当たっているという特徴もあります。

全員が大学院に進み、研究に取り組む期間を

当科の大きな特徴として、基本的に全医局員に大学院に進み、博士号を取ってもらいたいと考えている点があります。膠原病は関節リウマチを含めて、ここ数年で治療法が大きく進歩してきています。そういった中で、一定期間を研究に当て、将来の治療において患者さんに還元するための知識を得られるということはとても大きなことです。
現在も医局には大学院生が4人いて、来年も2人が進学する予定です。ただし、100%すべて研究になるわけではなく、臨床も続けながら研究に比重を置く期間を持ってもらうというイメージで取り組んでいます。