先輩医師の声

患者を治すのとは違った達成感得られる研究

西尾 純子(准教授:平成4年卒)

主に膠原病に関する医学研究活動を行っており、大森病院では外来も受け持っています。私自身、医師になったころは研究を志すことは想像していませんでした。膠原病を深く理解するために免疫学を学び始めたのがきっかけとなり、その魅力に取りつかれ今も続けています。
臨床ではほとんどの疾患で治療のガイドラインがあり、それに沿って治療を行います。一方、研究ではそういったものはなく、知られていなかったことを発見したり、今までなかったものを作りだすことによって、病気のしくみを明らかにし、よりよい治療を開発することを目指します。また、膠原病は免疫と深く関連している疾患であることから、免疫学を学ぶことは病気を理解するために大切です。新しいことを発見したい人、膠原病をもっと知りたい人、免疫を学びたい人、将来研究を志そうと考えている人、臨床医として膠原病を深く理解したい人、ぜひ大学院で研究をしてみてください。

他の先輩医師の声を見る