初期研修の感想

検診から術後まで、一貫して患者さんを見守れるのが魅力

研修医Aから

卒業校は聖マリアンナ医科大学ですが、ずっと同じ環境に身を置くのではなく、外の世界も経験したいうという思いから初期研修を当院で行うことにしました。私の祖母と母が乳がんを経験していることもあり、以前から乳腺内分泌外科には興味がありました。乳腺内分泌外科の大きな特徴の一つが、一人の患者さんの診断から治療まで、すべてを自分が担当できるということです。検診で異常を発見したら、その結果を受けて治療方針を考案し、実際に治療を行い、治療後の再発予防まで見守ります。そのぶん責任は大きいですが、大きなやりがいを感じています。

先輩医師の器の大きさと優しさを尊敬しています

当科で研修を始めてからは、先輩医師の器の大きさと優しさをいつも尊敬しています。患者さんの中には、とても不安な気持ちで来院する方もいらっしゃいます。そんな患者さんに、例え時間がかかっても、医師や看護師さんが納得できるまで説明している光景を目にします。また、看護師のみなさんが患者さんのことをしっかり把握してくださるおかげで、私たち医師がとても診療しやすい環境が実現していると思います。今後は「この疾患なら先生に診てもらいたい」と、患者さんに言っていただける医師になることが目標です。そのためにも、専門的な知識や技術をしっかり身に着けていきたいです。