先輩医師の声

社会に近い現場で感じる、他科にはない魅力

志村 冬華(レジデント:2020年入局)

精神科の患者さんは病気と病気じゃない境界線が見極めづらいのと、実社会に近い現場であるというのが興味深いところだと感じます。退院したからそれでおしまいというのではなく、患者さんが社会の中で生きたいように生きられるようになることを目指していくのが精神科の仕事で、それが他科では感じることのできない魅力だと思います。

他科との風通しも良好。互いに力を出し合って

私は一般科の身体疾患で入院している患者さんの精神ケアを担当しているので、他科の先生と関わることも多くあります。他科の先生方とも関係は良好で、互いに知恵を出し合ったり、依頼をいただいたりしています。お互いに信頼し合い、上手く力を出し合えているなと感じる症例もたくさんあります。

どこからどう来たかは関係なし

医局にいる先生の出身大学はバラバラで、誰がどこの出身だったか忘れてしまうくらい気にしていません。私自身は薬剤師として働いた後に医師に転身しましたし、他科から転科してくる先生もいますが、年齢やどこから来たかにこだわらず、「精神医療を頑張る」というスタンスを共有していることが医局のいい雰囲気を生んでいるのだと思います。

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