診療科挨拶

専門的な勉強会を積極的に開催し
日々進化する技術や情報をキャッチアップ

整形外科【診療部長】高橋 寛

低侵襲治療をはじめとした高度治療を導入

整形外科ではリウマチ・関節外科、脊椎外科、手の外科、骨軟部腫瘍外科など、各領域ごとにグループを構成して専門的なチーム治療を行っています。
近年は70代以上の高齢の患者さんが増えていることから、より患者さんに負担の少ない低侵襲治療へのニーズが高まっています。脊椎治療においては内視鏡を導入し、必要最小限のダメージで手術を行うMIS(Minimally Invasive Surgery)や、手術の精度を高めるためのナビゲーション手術も実施しています。こうした先端の低侵襲治療にも対応できるよう、研究会や勉強会を積極的に行ったり、外部から著名な先生をお招きして専門的な講習を開催したり、日々進化する技術や情報をキャッチアップできるように心がけています。

多彩な学びの場を提供することが私たちの使命

当科では後期研修医に門戸を広げており、出身校を問うことなく、他大学出身の研修医も積極的に受け入れています。我々の役目は、研修医の方々にとってより良い学びの機会を与えることだと思っています。2年間は当大学内で学び、次の2年間は外に出るという工程を繰り返すことで、専門医資格を取得するまでの間にできるだけ多くのことを経験できる環境作りに努めています。希望者には、先端医療をより深く学ぶことができるヨーロッパ諸国への海外留学や、大学院への進学も支援しています。また、医療現場での語学力の必要性も重視し、英語でのレポート提出なども経験していただきます。近年は研究倫理や臨床倫理との兼ね合いから、以前に比べて論文発表のハードルが高くなっていると感じます。そのような時代背景をうけ、学会に行く際の費用や論文のネイティブチェックの費用を援助するなど、金銭的なサポートを行っていることも当科の特徴です。

治療内容を進化させるためにも、後進の育成は重要

今後は、今取り組んでいる治療をさらに進化させていきたいと思っています。そのためにも、後進の育成は必要不可欠です。
教授がトップに立ち、若い医師らはその指示に従うという封建的な体制ではなく、各々の医師の得意な領域については、積極的に任せていきたいと思っています。そのためにも若手の意見も積極的に採用し、のびのびと研修ができる環境を提供します。後期研修医の方々には、本当に自分がやりたいことをやって欲しいというのが我々の願いです。本人の希望を優先できる体制を整え、さらに大学の垣根を越えて外に出て、より幅広く学べるようサポートしたいと思います。