診療方針

各専門分野に特化した2つのセンターが中心となり、高度な医療を提供しています

当医局では、「人工関節」「脊椎脊髄病」という2つのセンターを開設し、それぞれの領域で教授、准教授が中心となって専門性の高い診療を行っています。

<膝・肘・指・足のオリジナル人工関節置換術>

現在、国内で関節痛の治療などに用いられている人工関節の多くは欧米製ですが、欧米人と日本人とではもちろん骨格や体型が異なります。
そこで当科では2000年代前半から日本人に合わせたオリジナルの人工関節の開発に取り組み、これまで多くの実績を得ています。
現在は膝、肘、指、足のそれぞれに対してオリジナルの人工関節を用いた手術を行っており、当科での治療を希望される患者さんは全国に及びます。

関連リンク:人工関節治療センター

<脊椎脊髄疾患に対する低侵襲の内視鏡手術>

脊椎脊髄疾患に特化した診療を行う「脊椎脊髄病診療センター」では、日本内視鏡低侵襲脊椎外科学会の幹事を務める高橋寛教授が中心となり、
腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡手術など、できるだけ患者さんの身体にとって負担の少ない治療を積極的に行っています。

また、10代の若年層に多い突発性側弯症から、高齢者に多い成人性脊柱変性まで、幅広い年齢の患者さんの疾患に対応しています。

このように大学病院では高度に専門化された変性疾患などの治療を中心に先進医療の経験を積むことができます。
当医局では大学院進学や海外留学の希望者については積極的にサポートする方針をとっており、フレキシブルに相談可能です。
来年度にはフランスへの留学が予定されており、今後も継続していく方針です。

関連リンク:脊椎脊髄病診療センター

<膝前十字靭帯再建術>

膝前十字靭帯(膝関節の中にある靭帯)を損傷した患者さんが、元のようにスポーツを行うことができるよう、青木秀之講師が中心となって再建術を行っています。半月板の断裂した部位を縫い合わせる、半月板縫合術を得意としています。

地域の先生方との連携のもと、手術が必要な患者さんを中心に受け入れています

整形外科分野の疾患には、薬物療法や理学療法などの保存的治療が適した症例も多くあります。また、保存的治療を主体とする病院やクリニックなども地域の中に充実しています。

しかし、もちろん中には一般的な保存的治療ではなかなか改善できない重症度の高い症例もあります。そのような保存的治療に抵抗性のある患者さんが次に進むべきステップとして、外科的な手術を担っているのが当科です。