診療科挨拶

広い守備範囲を誇り、豊富な症例を学ぶことが可能
得意を伸ばして強みを持った医師育成を目指す

小児科【教授】髙月 晋一

各分野の専門医が在籍し、幅広く学べる医局

当科は三次救急を中心として、専門性の高い疾患の患者さんを診ていく機会の多い施設です。専門領域は循環器、内分泌、神経、アレルギー、血液など多岐に渡り、それぞれの専門医が在籍していることでバラエティに富んだ疾患を診療することが可能です。
それと同時に「小児医療センター」の一科としても機能しており、他科と協働し、シームレスな診療にも取り組んでいます。そのため、軽症から重症まで幅広く経験を積むことができるのも当科の強みであり、専門医試験に必要な症例数を獲得できるのも若手医師にとっては一つの魅力となっています。

キーワードは「多様性」。得意を伸ばすことに重点を

医師として最低限のスキルは学ばなければいけませんが、そこから先は「多様性」を重視しています。重症管理が得意な医師、研究に注力したい医師、慢性期の患者さんをじっくり診たい医師もいます。それぞれ得意な領域、興味のある領域を伸ばしてあげられる環境を提供したいと考えています。「何でもできる医師」を目指すのではなく、苦手な分野があったとしても、誰にも負けない強みを一つ作ることで成長を促したいのです。挑戦したいものが見つけられ、積極的に「これがやりたい!」と言える医局を目指しています。