先輩医師の声

治療と評価の繰り返しで診断に近付く喜び

早乙女 壮彦(助教:2006年入局)

小児科の場合、患者さんが子どもなので症状を訴えるのが難しいです。親御さんから症状を伺って丁寧に診察し、診断に結び付けていくことが重要です。「治療をして、評価をして、考える」の繰り返しで診断に近付いていき、上手くいったときには達成感や充実感を得ることができます。それが小児科医としてのやりがいにもなっています。

他科との連携も多く、学ぶことの多い現場

小児外科や小児心臓血管外科はもちろん、整形外科や耳鼻科、眼科などさまざまな診療科と関わることがあります。依頼や相談をしたりされたりすることは多く、横の連携は常に意識しながら働いています。術後の集中的な治療のバックアップをすることもあり、若手の先生には勉強になることも多く、学ぶ機会に恵まれた環境だと感じます。

若手の積極性は先輩も嬉しい。上下の壁はなし

医局には若い先生が多く、明るい雰囲気です。積極的に自分の意見を言ってくれる若手が多いので、先輩としても嬉しく感じていますし、改めて気付かされることもあります。患者さんを治すという目標は全員に共通しており、上下の壁はあってはいけないと考えています。若い先生からの相談にはいつでも乗ります。

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