先輩医師の声

「何でもできる医師」像に憧れ

高月 晋一(准教授:1997年入局)

子どものころに見た医療ドラマに出てくる先生は何でもできる名医ばかりで、コレしか診ることができないというキャラクターはいませんでした。細分化する内科と比べて、循環器から呼吸器、内分泌、感染症などあらゆるジャンルに携わることのできる小児科医は、そんな医師像に重なり魅力的に思えたのがきっかけでした。
最初から子どもが大好きである必要はなく、医療として興味を持って入ってくるのでもまったく問題ないと思います。

見知らぬ医師にも届く研究の魅力

臨床研究に取り組んでいます。当院だけでなく、留学していた海外の施設でも臨床研究を行いました。研究の魅力は、誰かがちゃんと見ていてくれるということで、顔も知らない先生が私の研究を参考に治療方法を修正したと聞いたときは、とてもうれしかったです。
日々、一生懸命働いていれば疑問は出てきますので、それをきっかけに研究を進めます。臨床に則したものであればあるほど誰かの役に立つことがあるので、若い先生にも経験してもらいたいです。

求められるコミュニケーション能力

子どもはコミュニケーションは取れますが、医師の説明を理解することはできません。だから親御さんに説明するのですが、親御さんは患者ではないのでどういう状態なのかをわかっていません。その前提の中で、親御さんに分かりやすく子どもさんの状態を伝える能力を求められるのは、他科にはないことだと思います。
どの科であってもコミュニケーション能力は必要ですが、この力に長けている人は小児科医としての資質があると言えると思います。

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