停留精巣
停留精巣ってなんですか?
精巣が陰嚢内に降りていない状態の精巣を停留精巣といいます。
母親のお腹の中にいたとき、精巣は腹部にありますがしだいに陰嚢に降りてきます。陰嚢の温度は腹部より2-3℃程低くなっていますが、精巣は低い温度で機能します。停留精巣は精巣機能が低下して将来不妊症や精巣の悪性腫瘍になりやすいです。
母親のお腹の中にいたとき、精巣は腹部にありますがしだいに陰嚢に降りてきます。陰嚢の温度は腹部より2-3℃程低くなっていますが、精巣は低い温度で機能します。停留精巣は精巣機能が低下して将来不妊症や精巣の悪性腫瘍になりやすいです。
停留精巣は自然に下降しますか?
生後3ヶ月までは自然に下降が期待できますが、1歳を過ぎるとほとんど下降しません。
停留精巣の手術時期はいつですか?
精巣の発育を考えると2歳までに精巣を陰嚢に固定する手術を行います。
移動性精巣ってなんですか?
陰嚢内または陰嚢とソケイ部を上下に移動する精巣の状態です。入浴時などに陰嚢内に存在することあります。
移動性精巣は手術が必要ですか?
原則的に手術は必要ありません。しかし、移動性精巣でも陰嚢内に下降しない状態が長く続く場合には精巣に変化がおこるとの報告もあります。
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