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東邦大学医療センター
大森病院 呼吸器内科

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第42回 日本呼吸器内視鏡学会学術集会

2019/7/4,5に日本呼吸器内視鏡学会総会が東京ドームホテルで行われました。
当科からは3演題が発表されました。
  • Oralセッション6 気管支鏡の麻酔
    「気管支鏡術者による患者苦痛度予測の妥当性の検討:ペチジンに対するミダゾラム併用の有用性」
    臼井 優介
  • Oralセッション23 新技術
    「気管支抹消部に自動で到達可能な自走式カテーテルの創製」
    三好 嗣臣
  • Posterセッション42 症例(リンパ腫・サルコイドーシス)
    経気管支生検で診断し得たメソトレキセート関連リンパ腫の2例
    仲村 泰彦


例年、学会会場は京王プラザホテルでしたが、今回は東京ドームホテルでの開催です。
講演会場がワンフロアにまとまっていてアクセスがしやすく、個人的には使い勝手のよい会場と感じました。

ポスターセッションはデジタルポスターとなっていて、会場は最上階のフロアを用いています。
ポスター閲覧は個人のPCか、セッションごとに置かれているPCで拝見します。
ポスター閲覧というよりは、PowerPointのスライドを適宜閲覧するものです。
会場には専用のWifiが飛んでおりフリーで使用でできます。
全てのポスターを並べる必要がなくなるため、会場が狭くても大丈夫ことは利点なのかもしれません。
欠点としては、なんとなくポスター全体を歩きながら眺めるということはできないので、あらかじめ見たい演題をピックアップしておく必要があります。

海外からはロボットガイド下の気管支鏡や局所麻酔下胸腔鏡などに関する研究が紹介されていました。
また国内シンポジウムではクライオバイオプシー関連が目立ちました。

今回の学会の知見を当院でも生かしていきたいと考える次第です。
文責:三好 嗣臣