第261回日本呼吸器学会関東地方会

2024/9/28 第261回日本呼吸器学会関東地方会が開催されました。

羽田先生が「Burkholderia cepaciaが陽性となったM.abscessus症の1例 」を発表されました。

肺MAC症の治療をされていた方で、喀痰培養は陰性化したが,胸部CT所見にて増悪を認めたため,気管支鏡検査を行い、気管支洗浄液培養よりBurkholderia cepaciaが陽性となったため,同菌による菌交代が疑われました。ST合剤による治療を開始しました。しかし、画像所見は改善せず、再度BFを施行したところ、M.absessusが陽性となり、M.absessusが原因菌と考え、アミカシン、アジスロマイシン、クロファミジン、イミペネムの4剤にて治療を行ったところ、陰影の改善を認めた症例でした。

文責:鹿子木 拓海

投稿者:スタッフ

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