睡眠呼吸障害:髙井雄二郎
近年睡眠時無呼吸症候群(SAS)を始めとした様々な睡眠障害関連疾患は、注目度が高まってきておりニーズも高い。当科では高井雄二郎講師を中心として、佐藤大輔助教、小林美奈穂非常勤シニアレジデント、山城義広客員講師の計4名の医師と、日本睡眠学会認定技師が4名在籍しており、2008年に日本睡眠学会認定機関(A-0076)として承認されている。当グループでは、SASの発症要因として近年認知されている顎顔面形態や、関連する心血管病変やメタボリックシンドロームを始めとした関連疾患に着目して臨床研究を行っている。また認定技師も積極的に症例報告や臨床研究を発表している。
- SASの加齢性悪化因子としての顎顔面形態との関わりについて
- SASの顎顔面形態の5年間での変化について
- SAS患者における微量アルブミン値のCPAP治療による変化について
- SASの疫学調査
- SASと僧帽筋の筋硬度との関連性について
- SASにおけるPSG検査中のCO2変化について
- Turner症候群とSASの合併例
- 東日本大震災とSAS患者のCPAPアドヒーランスの影響について
- 当院における3年間のSAS依頼状況についての考察