入局希望の方へ
入局を希望される先生方へ
当科の医局の特徴は出身大学、研修病院、男女に依らず、平等で家庭的な雰囲気を持った暖かい医局です。是非、呼吸器病学の奥深さ、面白さを感じ取りながら、難病を克服することを目標にした仕事を一緒にしましょう。先生方の入局を心から歓迎します。
東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科教授 岸 一馬
特設サイトについて
入局を考えている方に向けて、当科の活動についてを紹介する特設サイトを設けています。
こちらも確認してみて下さい。
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後期研修(卒後3 - 7年目)
日本の新専門医制度は、医師の専門的な知識や技術を確実に向上させることを目的として、2018年に導入されました。この制度は、専門医としての質を高め、患者に対する医療の信頼性を確保するために、従来の制度を改訂したものです。内科においては、従来の認定内科医から内科専門医へと制度が切り替わりました。この制度により、J-OSLERという症例登録システムの導入され、専門医研修の必修化等の変更がなされました。
呼吸器内科医局では新内科専門医制度の一期生から毎年内科専門医の指導・習得の支援を行なっており、2024年度までに7名の内科専門医を輩出し、内科専門医のサブスペシャリティ領域である呼吸器専門医では4名の呼吸器専門医を輩出しています。
最新の研修プログラムについては下記のリンク先を参照ください。
呼吸器内科医局では新内科専門医制度の一期生から毎年内科専門医の指導・習得の支援を行なっており、2024年度までに7名の内科専門医を輩出し、内科専門医のサブスペシャリティ領域である呼吸器専門医では4名の呼吸器専門医を輩出しています。
最新の研修プログラムについては下記のリンク先を参照ください。
https://www.trainee.med.toho-u.ac.jp/kouki/index.html
内科専門医 ・呼吸器専門医
内科専門医を習得するのには下記の5点が必要です。
- 症例サマリを120症例登録する
- 病歴要約(A4 2枚のレポート)を29症例登録する
- 学会発表を2回する
- JMECCや院内講習会の講習を受ける
- 1年間の関連施設での研修/出向
- 症例サマリを200症例登録する(重複期間の症例は内科J-OSLERから移行可能)
- 病歴要約(A4 2枚のレポート)を25症例登録する(重複期間の症例は内科J-OSLERから移行可能)
- 学会発表を3回する(重複期間は内科専門医と共有可能)
- 論文を3つ(共著も可)
- 臨床呼吸機能講習を受ける
- 1年間は関連施設で研修する(重複期間は内科専門医と共有可能)
内科専門医・呼吸器専門医習得までの流れ
卒後3年目では、希望に応じて呼吸器内科以外の内科をローテーションし、内科専門医に必要な臨床経験と、J-OSLERで求められる症例経験を積みます。4年目以降は、呼吸器内科での専門研修を行いながら、内科専門医取得に必要な実績を積み重ねます。また、4年目以降には希望に応じた関連施設への1年間の出向も行われます。最短で卒後6年目に内科専門医研修を修了し、卒後7年目には呼吸器専門医の取得が可能です。
実際の専門医研修の例です。
実際の専門医研修の例です。

当科の支援
当院は大田区の地域医療の中核を担う病院であり、結核をはじめとした感染症、気管支喘息、COPD、肺癌、間質性肺炎など幅広い疾患が集まり、症例の診療経験を積めます。
また、クライオバイオプシーやEBUS-TBLB / TBNA / TBNBなどの最新技術を用いた気管支鏡検査や胸腔ドレーン挿入など様々な手技の能力も身につけられます。
市中病院では主に肺炎、気管支喘息が疾患として偏りますが、大学病院では間質性肺炎、肺癌を多く経験でき、また大学病院ならではの希少な症例・難症例に出会うことも珍しくありません。臨床の中で遭遇した症例を日本呼吸器学会関東地方会や日本肺癌学会関東支部学術集会等にコンスタントに発表しており、学会発表の機会に困ることはありません。そういった学会発表を元に日本呼吸器学会誌や Respirology Case Reports等に症例報告を行っています。
当科では間質性肺炎や肺癌、抗酸菌症の研究を主に行っていますが、後期研修医でも上級医の指導のもとで研究に参画し、日本呼吸器学会学術講演会や日本肺癌学会学術集会で研究発表を行い、希望に応じて論文指導まで行なっています。
関連施設としては、結核病棟を有する国内有数の呼吸器病専門病院である国立病院機構東京病院や複十字病院、また、肺癌治療において日本最高峰のハイボリュームセンターであるがん研究会有明病院、さらに、間質性肺炎の治療実績が日本一であり、この分野をリードする神奈川県立循環器呼吸器病センターへの出向先としての実績があります。
また、クライオバイオプシーやEBUS-TBLB / TBNA / TBNBなどの最新技術を用いた気管支鏡検査や胸腔ドレーン挿入など様々な手技の能力も身につけられます。
市中病院では主に肺炎、気管支喘息が疾患として偏りますが、大学病院では間質性肺炎、肺癌を多く経験でき、また大学病院ならではの希少な症例・難症例に出会うことも珍しくありません。臨床の中で遭遇した症例を日本呼吸器学会関東地方会や日本肺癌学会関東支部学術集会等にコンスタントに発表しており、学会発表の機会に困ることはありません。そういった学会発表を元に日本呼吸器学会誌や Respirology Case Reports等に症例報告を行っています。
当科では間質性肺炎や肺癌、抗酸菌症の研究を主に行っていますが、後期研修医でも上級医の指導のもとで研究に参画し、日本呼吸器学会学術講演会や日本肺癌学会学術集会で研究発表を行い、希望に応じて論文指導まで行なっています。
関連施設としては、結核病棟を有する国内有数の呼吸器病専門病院である国立病院機構東京病院や複十字病院、また、肺癌治療において日本最高峰のハイボリュームセンターであるがん研究会有明病院、さらに、間質性肺炎の治療実績が日本一であり、この分野をリードする神奈川県立循環器呼吸器病センターへの出向先としての実績があります。
研究について
当科では、間質性肺炎、肺癌を中心に研究を行っています。現在の研究に関しては下記をご覧ください。
https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/respiratology/research/index.html
大学院について
希望があれば大学院への進学も可能です。社会人大学院に進学する場合、4年間のうち2年間は研究に専念し、残りの2年間は病棟業務を行いながら学位取得を目指します。希望があれば外部の大学院で研究を行うことも可能で、過去には東邦大学の生化学講座やがん研究会有明病院に在籍し、学位を取得された方もいらっしゃいます。
関連施設
- 東邦大学医療センター佐倉病院
- 東邦大学医療センター大橋病院
- 公益財団法人がん研究会有明病院
- 公益財団法人結核予防会複十字病院
- 独立行政法人国立病院機構東京病院
- 独立行政法人国立病院機構相模原病院
- 独立行政法人国立病院機構東京医療センター
- 独立行政法人労働者健康安全機構東京労災病院
- 地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立荏原病院
- 国家公務員共済連合会虎の門病院
- 国家公務員共済組合連合会虎の門病院分院
- 日本赤十字社医療センター
- 日本赤十字社東京都支部大森赤十字病院
- 社会福祉法人同愛記念病院
- 社会福祉法人恩賜財団済生会支部神奈川県済生会横浜市東部病院
- 社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会東京都済生会中央病院
- 医療法人社団葵会AOI国際病院
- 医療法人社団松和会池上総合病院
- 医療法人横浜博萌会西横浜国際総合病院
医局員出身大学
- 東邦大学
- 順天堂大学
- 東京慈恵会医科大学
- 福島県立医科大学
- 山梨大学
- 東京女子医科大学
医局説明会について
日程 | 2024年6月14日 (金) 18時より |
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場所 | 現地とZoomでのハイブリット開催とさせていただきます。 現地:東邦大学医療センター大森病院 5号館3階 532会議室 Zoom:参加を希望の方は事前に下記に御連絡ください。 |
説明内容 | 医局紹介、研修内容について |
連絡先 | メールアドレス:naohisa.urabe(a)med.toho-u.ac.jp (a)を@に変えて送信して下さい (spam防止のため) TEL: 03-3762-4151(代表) 内線 (6555, 6550) FAX: 03-3766-3551 (医局用) |
お問い合わせ先
随時見学や相談など受け付けています。お気軽にお問いあわせください。
東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科
担当:卜部 尚久
メールアドレス:naohisa.urabe(a)med.toho-u.a.cjp
(a)を@に変えて送信して下さい(spam防止のため)
TEL 03-3762-4151(代表) 内線(6555、6550)まで
FAX 03-3766-3551(医局用)
東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科
担当:卜部 尚久
メールアドレス:naohisa.urabe(a)med.toho-u.a.cjp
(a)を@に変えて送信して下さい(spam防止のため)
TEL 03-3762-4151(代表) 内線(6555、6550)まで
FAX 03-3766-3551(医局用)