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診療内容

睡眠時無呼吸症候群(Sleep apnea syndrome: SAS)患者は本邦で300万人以上と言われており、一般的な疾患ですが、病識を持ちにくい特徴があり、潜在患者が多く存在しているのが現状です。また SASの主症状として、「日中の傾眠」がありますが、これはSAS特有なものではなく、ナルコレプシーや過眠症、むずむず脚(レストレスレッグス)症候群 などでもみられるため、これらも合わせて診療する必要もあります。

これらを総合的に診療できる日本睡眠学会認定機関は全国で102施設、認定医師も523名しかおらず、潜在ニーズに対して十分な診療体制とは言えません。

またそれぞれの施設の窓口となる診療科がばらばらであることから、受診希望する患者さんや紹介医療機関医師は、どの施設のどの診療科に受診すれば良いのか困惑することが多いです。

そこで当院ではこの度、関連する各診療科と連携をとりながらこれらの疾患を統合的にコーディネイトし、地域の患者サービス向上および医療機関との連携強化を図るため、「睡眠時呼吸障害センター」を開設しました。当センターでは睡眠時無呼吸症候群を主体とした終夜睡眠ポリグラフ検査を診断に必要とする疾患を対象に最新の治療を行い、信頼される医療の提供を目指しています。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 睡眠時呼吸障害センター

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)
E-mail:resp-med@med.toho-u.ac.jp