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院長からのご挨拶

東邦大学医療センター大森病院
病院長 瓜田 純久

医療技術の急速な進歩に伴い、自分の病気に対して自らその治療方針を決定したいという「患者の権利」に対する認識が高まりつつあります。同時に、他の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」に対する要望も高まってきました。患者さんご自身に十分理解し納得した医療を受けていただくために、東邦大学医療センター大森病院では平成15年9月より「セカンドオピニオン外来」を開設しております。

大森病院では、「セカンドオピニオン外来」を設置するにあたり、この目的を次のようなものと考えました。第一は、「患者さん中心の開かれた医療を目指し、患者さんご自身による治療法の選択・決定に協力する。」第二は、「担当医と患者さん及びそのご家族との信頼関係を強固にする。」としました。

このような目的を基に、さらに4つの共通認識を持つことにいたしました。

・患者さん及びそのご家族がセカンドオピニオンを希望する場合は、担当医はセカンドオピニオン実施医療機関へ情報を提供し、患者さんの選択に協力する。

・担当医はセカンドオピニオン実施医療機関が診断・治療に関して適切な意見・助言を行うための医療情報・検査所見・画像データなどを提供する。

・セカンドオピニオン実施機関は、検査・投薬行為は行わない。

・セカンドオピニオン終了後、原則として担当医に戻ること。

セカンドオピニオン外来では、目的を「治療選択の支援」と「信頼関係の構築」としたため相談内容は、原則これから行う治療に限定しました。今まで行った治療に対するセカンドオピニオンはこの相談対象とはなりません。また、医療費、医療給付に関する相談は、院内の医療相談窓口をご利用下さい。

ここで、セカンドオピニオン外来をご利用になる患者さんへお願いがあります。それは、現在の担当医の話(ファーストオピニオン)をまずよく聞いていただくことです。ファーストオピニオンなくしてセカンドオピニオンは存在しません。自らの健康に関することなのに、医師に積極的に質問しない傾向が日本人には顕著ですが、これはとても不幸なことです。自分の命に関する重要なことですから、わからないことは、「ちょっと勇気を出して」遠慮せずに聞いて頂きたいとおもいます。多くの医師は患者さんがうなずけば理解できたものと考えるからです。何よりもセカンドオピニオンの前に「ファーストオピニオン」であり、このファーストオピニオンを十分理解しないで、セカンドオピニオンは存在しないことを理解してほしいのです。インフォームドコンセント(説明と同意)が医療現場で重要視され、医師は説明しているつもりでも、患者さんが理解(同意)しているわけではないことが多くあることを医師は知るべきで、それは医師の反省点でもあります。

また、セカンドオピニオンに多大な期待を寄せる患者さんにとっては「駆け込み寺的イメージ」があることも事実です。しかし、まずはファーストオピニオンをよく聞き、疑問点は十分質問して頂き、その上で、患者さんの質問に答えない医師は、自分の担当医として不適格であると判断しなければならないでしょう。以上、東邦大学医療センター大森病院におけるセカンドオピニオンについて述べました。一般の患者さんが抱いているセカンドオピニオンと少し違いがあるかもしれませんが、まずここからスタートし、施行しながらより良いセカンドオピニオンの体制を整えていきたいと考えています。そして患者さんと医師がより良い信頼関係を築き、開かれた医療が行われることを切望する次第です。

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〒143-8541
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TEL:03-3762-4151(代表)
【内線3187、3188)】