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足関節上腕血圧比(ABI)・足趾上腕血圧比(TBI)

足関節・上腕血圧比(ABI)

検査内容

足関節・上腕血圧比(ABI)
動脈硬化の進展に伴い血液の流れ方に2つの変化が生じてきます。まずはじめに脈の伝わる速度が速くなります。心臓から拍出された血液は柔軟な血管であれば膨らんで圧力を吸収することが可能ですが、硬くなった血管では膨らむことができず、圧力が直接血管にかかってきます。このため脈の伝播速度が速くなります。

さらに動脈硬化が進展すると血管の内壁に脂肪などが沈着し、いわゆるプラークといわれるものが形成され、血液の通りみちが徐々に狭くなってきます。極端に狭くなった部位より末梢の血管では血液の流れが悪くなり血圧が低くなります。

これらの原理を応用して、四肢の血圧を測定し、体の中の2カ所の間を脈が伝わる速度(PWV:puls wave velocity)を同時に算出して、動脈硬化の進み具合を調べる検査です。

ベッドに横になってもらい血圧計や心電図などを装着します。検査中は力を抜き、リラックスしてください。本検査は血圧を測定する時に四肢を圧迫します。

検査時間

10~15分程度です。

足趾・上腕血圧比(TBI)

検査内容

動脈閉塞や狭窄を疑うとき第一選択としてABIを行いますが、罹患期間の長い糖尿病や維持透析例では足関節より中枢の動脈石灰化が著しいため、ABIが本来より高値となり実際には動脈閉塞や狭窄があるにもかかわらずABIが基準値の範囲内となり病変を見逃す可能性があります。足趾(そくし)血管は石灰化を免れることが多いので、石灰化の進行している患者さまでも、閉塞性病変の存在を測定することが可能です。

検査時間

15~20分程度です。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 臨床生理機能検査部

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)