脳波検査・誘発脳波検査
脳波検査
検査内容

大脳皮質の電気的活動状態の記録を行います。主にてんかん、精神遅滞、入眠期の異常、脳腫瘍、脳 炎、認知症、CJD、意識障害、脳死判定に有用です。安静時の記録以外に必要に応じて開閉眼、閃光刺激、過 呼吸、睡眠賦活を行います。
検査の実際・検査時間
頭皮に小さい皿状の電極を20個前後ペ-ストで貼り付け、ベッド上で検査を行います。
検査時間は45~60分ほどです。
検査時間は45~60分ほどです。
注意事項
睡眠賦活を行う場合は前日の睡眠時間の調節や薬剤を検査前に使用して頂く必要があります。
誘発脳波検査
検査内容
様々な感覚刺激に対する脳波の変化を記録し、伝導路および脳機能の状態を記録します。
- 聴性脳幹反応:ABR
- 視覚誘発電位:VEP
- 体性感覚誘発電位:SEP
- 瞬目反射:Blink Reflex
検査の実際
頭皮または体表に小さい皿状の電極をペ-ストで貼り付け、誘発される電位を記録します。
SEP、Blink Reflexでは電気刺激により多少の痛みを伴います。
検査時間は20~90分ほどです。
SEP、Blink Reflexでは電気刺激により多少の痛みを伴います。
検査時間は20~90分ほどです。
注意事項
EPの検査結果は意識レベル(眠気等)により影響を受けます。
パターンリバーサルVEPは視力を矯正した状態で検査を行います。眼鏡、コンタクトレンズを持参してください。
パターンリバーサルVEPは視力を矯正した状態で検査を行います。眼鏡、コンタクトレンズを持参してください。