診療実績
出生体重別入院数・死亡数(H30.4~H31.3)
体重別入院経路(H30.4~H31.3)
手術症例(H30.4~H31.3)
心臓血管外科 | 12 例 |
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小児外科 | 25 例 |
脳神経外科 | 2 例 |
眼科 | 4 例 |
合計 | 43 例 |
【胎児超音波外来】
胎児・新生児の病気に精通した専門スタッフが産婦人科医と連携して診療を行う、完全紹介予約制の外来です。ニーズが高まり、受信者数も年々増加しております。保健診療が可能となった先天性心疾患以外にも、胎内より異常が疑われる胎児の超音波検査を行います。ご紹介理由としては心疾患の疑いが最多です。その場で結果説明をし、今後の方針をご一緒に考えます。ご紹介も産婦人科クリニックからが最多で、まずはかかりつけの産科の診察を経てから、ご紹介いただくことになります。臨床心理士が出産前から出産後まで、長い期間にわたって妊婦さんの精神的なサポートに努めます。
【NICU入院数・内訳】
出産の前から後まで、トータルで母児を管理する。それこそが総合周産期母子医療センターとしての重要な役目です。切迫早産や、合併症をもつ妊婦さん、胎児疾患を指摘された妊婦さんなどに対しては母体・胎児集中治療室(MFICU)で診療を行い、その後早産で生まれた低体重児や重症の新生児は新生児集中治療室(NICU)で引き続き診療を行う体制です。NICUの入院数は年々増加しており、それに伴って病床数も平成28年に12床から15床に増床し、より高度の医療を多くの新生児に提供出る体制を整えました。体重別では2500g未満を低出生体重と呼びますが、さらに小さな赤ちゃんは極低出生体重児、超低出生体重児と呼び長期間の入院は必要になります。体重があっても治療が必要な新生児も入院します。特に外科疾患で手術を必要とする赤ちゃんは外科系医師と綿密な連携をもって治療にあたり、チーム医療が重要となります。