お知らせ

第11回病院総合診療医学会で、研修医3名が学会発表致しました。

第11回病院総合診療医学会で、研修医鹿嶋直康先生、櫻井康二郎先生、堀中絢先生が見事に発表しました。

9月3日−4日に奈良で開催された第11回病院総合診療医学会で、研修医3名が学会デビューしました。

鹿嶋直康先生

鹿嶋直康先生は大きな体を小さくして、「左肩痛を主訴に来院した胃潰瘍の一例」を報告しました。痛みシステムを考慮すると、左肩に放散する胃痛はありえますが、まず急性冠動脈疾患の除外が重要です。短時間でよくまとめてくれました。夏休みを犠牲にしての学会参加であり、指導医の前田先生も感心していました。

櫻井康二郎先生

櫻井康二郎先生は、「プロピオン酸呼気試験を行った大球性貧血の一例」を報告しました。ビタミンB12が補酵素として作用するプロピオン酸は、ビタミンB12が欠乏すると、代謝が低下してしまいます。これを非侵襲的に検討したところ、なんとビタミンB12補充によって胃排出速度遅延が改善していることが判明したのです。これは新たな発見です。今後、さらなる検討が期待されます。

堀中絢先生

堀中絢先生は「急性膵炎、ケトアシドーシスを起こしたアルコール多飲若年例」を報告しました。発表前に15分間の時間調整があり、次演者席で固まっている堀中先生でした。発表は防衛医大の田中教授にすばらしい考察だと、べた褒めされました。
応援に来ていた斎藤隆弘先生、前田正先生も、いろんな演題に積極的に質問し、学会を盛り上げていました。
指導医の佐々木先生は「ビタミンB12欠乏を呈した自己免疫性貧血の一例」、石井先生は「伝染性単核球症に肺炎を合併した一例」をソツなく発表しました。瓜田教授はシンポジウムで「大学病院における総合診療の確立を目指して」と題し、臨床推論の方法を数学的に示しました。
初日は古都奈良の和食、翌日は堀中先生を京都まで送り、皆で美味しい天ぷらをいただきました。ボランティア精神に富んだ研修医たちの頑張りに、頭が下がりました。

2016年9月には私ども東邦大学総合診療科が本学会を主催します。品川プリンスホテルで開催する予定です。みなで頑張りましょう。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 総合診療・急病センター

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)