助教の前田正先生が、2月1日に講師に昇任しました!
前田正先生が、2月1日に講師に昇任しました。2005年研修医1年目の前田先生と初めて焼き鳥屋で会ってから16年。研修医から講師に駆け上がってくれて、感無量です。

当日は、歴代医学部長の写真の下、医学部長室において渡邉医学部長から辞令が交付されました。


東邦大学総合診療科にとっては9年ぶりの講師誕生です。

同時に昇任した救命センターの一林亮先生とともにパチリ!おめでとうございます。前田先生の弟子の柏木克仁先生がカメラマンを務めてくれました。
コロナ診療にも大車輪の活躍をしてくれている前田先生です。前田先生の歩みは、以下の推薦書の通りです。これからもよろしくお願いします。
コロナ診療にも大車輪の活躍をしてくれている前田先生です。前田先生の歩みは、以下の推薦書の通りです。これからもよろしくお願いします。
推薦理由書
東邦大学 総合診療・救急医学講座 助教の前田正先生を講師に推薦させていただきます。前田先生は2005(平成17)年3月東邦大学医学部を卒業し、東邦大学医療センター大森病院で初期研修を行いました。学生時代から深い関心をもって学修してきた感染症学を臨床に生かすことを希望し、2007(平成19)年4月に東邦大学医療センター大森病院総合診療・急病センターに入局しました。2008(平成20)年4月東邦大学大学院医学研究科博士課程入学し、2012(平成24)年3月に博士課程満期退学し、2013(平成25)年3月東邦大学医学部博士(甲)第480号を取得しています。東邦大学医学部総合診療・救急医学講座 助教として、総合診療および感染症学の修練を精力的に重ね、日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、日本病院総合診療医学会認定医、日本感染症学会専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本感染症学会推薦インフェクションコントロールドクター(4490)、日本ヘリコバクター学会認定医などを取得し、2018(平成30)年11月には、東邦大学医療センター大森病院の臨床医では初めてとなる日本感染症学会指導医・専門医を取得しています。臨床では感染症チームとして感染症を中心に多くの患者さんを診療し、研修医、レジデントなど、卒後教育に注力してくれています。とくに感染症を併発した他の診療科の患者さんにも積極的に治療に加わり、術後合併症の減少、在院日数の短縮に大きく貢献しています。同時に、院内感染対策、耐性菌対策など、中長期的な大森病院の感染管理にも広い視野から建設的な施策を提案、実践しております。卒前教育では、診断学実習指導・OSCE指導、臨床実習入門(感染対策演習)指導、臨床実習(感染対策、総合診療内科)指導、臨床推論指導、M5臨床実習(総合診療内科)指導、総合臨床講義指導(食中毒、HIV感染症)、臨床実習(総合診療内科)指導など、多くの領域で精力的に行っています。CBT、総合試験では臨床医学総論、内科学、感染症学、中毒といった領域で多数の作問を担当し、学生の理解が深まるような問題作りを行っています。卒後教育では臨床研修指導医、日本内科学会指導医ならびに日本感染症学会指導医として総合診療内科、感染症科での初期臨床研修・後期臨床研修における指導に加え、感染症学会専門医の育成を行っています。研究においても、平成29年度日本病院総合診療医学会研究助成金、さらに平成26年度東邦大学創立60周年記念学術振興基金奨励金を獲得し、プロジェクト研究には6度採択され、感染症研究を中心に精力的に行ってきました。とくに市中感染型MRSAに関する研究は、分子疫学的検討によって院内感染対策、耐性菌問題など、極めて実践的な研究で学会からも大きな注目を集めています。
前田先生はこれまで東邦大学医学部において、臨床、研究、教育において、大きく貢献してきただけでなく、臨床医として初めての感染症指導医であり、今後さらなる飛躍が期待できる人材です。前田先生は学識豊富であるのみならず,人格円満で,協調性に富み,同僚医師からも信望が厚い.これまでの業績と将来性を合わせ,講師に推薦させていただきます。
前田先生はこれまで東邦大学医学部において、臨床、研究、教育において、大きく貢献してきただけでなく、臨床医として初めての感染症指導医であり、今後さらなる飛躍が期待できる人材です。前田先生は学識豊富であるのみならず,人格円満で,協調性に富み,同僚医師からも信望が厚い.これまでの業績と将来性を合わせ,講師に推薦させていただきます。
推薦者の所属 総合診療・救急医学講座
推薦者氏名 瓜田純久
文責: 瓜田 純久