2021年度看護師による特定行為研修の指導を終えて
チーム医療を推進し、看護師が役割をさらに発揮するため、2015年10⽉より「特定⾏為に係る看護師の研修制度」が創設され、2020年度から東邦大学でも研修が開始されました。
https://www.lab.toho-u.ac.jp/nurs/planning/tokutei/index.html
(来年度の募集は既に締め切られたようです。)
https://www.lab.toho-u.ac.jp/nurs/planning/tokutei/index.html
(来年度の募集は既に締め切られたようです。)
2021年度から私も指導医として関わるようになり、臨床推論、フィジカルアセスメント(診察)、血液ガス分析、心電図、臨床薬理等の講義・演習を担当させていただきました。輸液については3名の受講生に実際の症例を6例ずつ担当してもらい、実際の症例に対する輸液計画を立案してもらって受講生全員で議論しました。先日、今年度の私の指導範囲が終わり、受講生たちは修了試験に向けて準備に追われているようです。
どの看護師さんも、ベテラン看護師として職場から頼られる存在であり、多忙な勤務を続けながら、その合間を縫って大量の講義、レポート、試験をこなしていました。非常に熱心・積極的で、十分な事前学修をしたうえで講義や研修の臨んでくださったので、非常に有意義な講義・議論を行うことができました。
「さらに自分を向上させたい!」、「より患者さんやチームに貢献できる存在になりたい!」という熱意には本当に頭が下がる思いです。それと同時に、卒前教育で浸透してきている参加型授業/実習、問題解決型学修、グループワークを通じて医学生に求められている質の高い教育とは、本来こういったものであり、やはり学修者自身が議論に必要な基本的な知識を身に付けて準備したうえで積極的に参加してこそ成り立つものだと実感しました。優秀な受講生達の姿勢から学んだことを卒前教育にも活かせるようにと考える貴重な機会となりました。
受講生皆さんの合格をお祈りしております!
どの看護師さんも、ベテラン看護師として職場から頼られる存在であり、多忙な勤務を続けながら、その合間を縫って大量の講義、レポート、試験をこなしていました。非常に熱心・積極的で、十分な事前学修をしたうえで講義や研修の臨んでくださったので、非常に有意義な講義・議論を行うことができました。
「さらに自分を向上させたい!」、「より患者さんやチームに貢献できる存在になりたい!」という熱意には本当に頭が下がる思いです。それと同時に、卒前教育で浸透してきている参加型授業/実習、問題解決型学修、グループワークを通じて医学生に求められている質の高い教育とは、本来こういったものであり、やはり学修者自身が議論に必要な基本的な知識を身に付けて準備したうえで積極的に参加してこそ成り立つものだと実感しました。優秀な受講生達の姿勢から学んだことを卒前教育にも活かせるようにと考える貴重な機会となりました。
受講生皆さんの合格をお祈りしております!
文責:佐々木 陽典