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ラットを用いたプロピオン酸呼気試験に関する実験を行いました。

プロピンオン酸呼気試験によるビタミンB12欠乏症の診断はこの数年の私の主な研究テーマの一つです。患者さんにご協力いただいている臨床研究と並行して、ラットを用いた研究も行いたいと思い、今井先生、瓜田先生、佐藤さんのご指導・ご協力をいただき、2月23日(天皇誕生日)に実験を行いました。
当日は祝日にもかかわらず早朝から皆さんにお越しいただき、大橋病院の当直明けの河越先生も駆けつけてくれました。今井先生の達人技と他のメンバー全員での連携プレーで16匹分の検体を採取することができました。
日頃は疫学研究ばかりしている私が動物実験をするとはつい最近まで夢にも思わなかったのですが、遠心分離機を回したり、マイクロピペットで血清を分注するのはとても楽しく、実験をしている最中には、小学校の頃の遠足や大学でのダイビング旅行を思い出しました(笑)。
すでに結果を解析中であり、予想以上に期待できる結果が出ておりますので、早速、追加実験の準備を進めております。素晴らしい結果を発表できる日をワクワクしながら夢見ております。
熟練の達人技を披露する今井先生とそれを絶妙なコンビネーションで介助する河越先生。
河越先生の真剣な眼差しが印象的です。
慣れない手つきでマイクロピペットを操作している私の後ろ姿です。
認めたくはありませんが、熊のプーさんを彷彿とさせます。
文責:佐々木 陽典

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