医局News

第87回高田塾で講演させていただきました。

11月9日(木)に日本プレスセンターの9階の日本記者クラブ会場で日本テレビの報道局解説委員の高田和男塾長が中心となって様々な時事問題を議論する『高田塾』で講演する機会をいただきました。
6月の日本医療マネージメント学会での教育講演終了後、会場にいらした高田塾長から、「高田塾」での講演を依頼されました。多くの国会議員の方々も数多く講演してきた伝統ある高田塾です。理事長先生のお力で大学から30名以上の関係者が参加してくださいました。
医師人生に大きく関わった文献を紹介しながら、研究の流れを紹介させていただきました。
分業が進む現代の医学ですが、臨床医の本当の役割についてもお話させていただきました。
非侵襲的な呼気試験と出会ったがことが開業医時代の研究を支えてくれました。
動物実験は大学復帰の大きなモチベーションとなりました。学生時代からお世話になった今井常彦先生にご指導いただき、多数の実験を進めることができました。
大学復帰のもう一つのモチベーションとなったのは、教育でした。複雑系科学は開業医時代に出会った本から芋つる式に読み進めた文献をもとに、医学知識がなくても病態を簡単な数式や演算で説明する方法をまとめていました。その内容を学生に伝えるには、大学に復帰しなくては叶いませんでした。この内容は「数理の翼」の分科会で講演する機会もいただきました。
働き方改革ではデジタル化すれば仕事が少なくなるように喧伝されていますが、実は逆に仕事が増えている現状についても説明させていただきました。
最後に臨床哲学と臨床医学の接点について述べて、終了となりました。医学の講演と異なり、完全に「独学の世界」であった臨床哲学、複雑系科学の講演はとても緊張しました。それでも講演が始まると、これまで話したくても話す機会のなかった内容でしたので、只々高田塾長に感謝しながら、思いの丈を吐き出す講演となりました。

参加いただいた皆様、遅い時間までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
文責:瓜田 純久

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