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東邦大学医療センター
大森病院 総合診療・急病センター

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第7回日本安定同位体・生体ガス医学応用学会において、佐々木陽典先生がシンポジウムで2演題を発表しました。

1985年に産声をあげた13C医学研究会は第2生理学教室の故平野修助教授が長年学会会長を務められ、2009年に日本呼気病態生化学研究会と合併し、日本安定同位体・生体ガス医学応用学会に発展しました。事務局は生理学教室から総合診療科へ移管され、現在に至っています。理事長は弘前大学名誉教授の中村光男先生が務められ、全国174名の会員が生体ガスおよび呼気分析により、病態解明、治療効果判定、非侵襲的診断方法開発など、活発に研究を行っています。
第7回学術総会は11月7日(土)に名古屋国際会議場で開催されました。佐々木先生は朝のシンポジウム1:膵外分泌機能不全の診断と治療の進歩、において、「総合診療における消化酵素補充療法の現状」を発表しました。内視鏡検査や各種画像診断で異常がないにもかかわらず、低栄養となってしまう消化吸収障害の診断は、専門診療科でも困難であり、総合診療科に紹介されてきます。それら34例の診断方法と治療効果について報告しました。形態学を中心として発展してきた消化器病学は、早期ガン発見に大きく貢献してきましたが、消化吸収障害の診断は置き去りにされてしまったような現状でした。最近は多くの分野において、機能的疾患への対応が求められる時代となってきています。
東京女子医大名誉教授の竹内正先生から、貴重なコメントをいただきました。

夕方にはシンポジウム3:13C呼気試験と臨床応用、において「ビタミンB12補充療法によるプロピオン酸呼気試験の変化」を報告しました。ビタミンB12を補充すると、貧血が改善するだけではなく、消化管運動が改善する症例があることを報告しました。


ランチョンセミナーでは瓜田が「複雑系科学としての総合診療」と題して講演させていただきました。また、秘書の佐藤さんは事務局として、裏方で頑張ってくれました。
学会懇親会では横浜市大5年生のラグビー部センター選手(写真中央)が、リサーチクラークシップの研究結果を発表していました。稲森先生(左)の指導には頭が下がります。佐々木陽典先生(右)も演題のクオリティの高さに驚いていました。

2018年第9回学術大会には当医局の中嶋 均先生が会長を務めることに決まりました。医局みんなで中嶋先生を盛り立てて、がんばりましょう。

文責 瓜田純久